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ダンタリアンの書架7

ダンタリアンの書架7 (角川スニーカー文庫)ダンタリアンの書架7 (角川スニーカー文庫)
(2011/03/31)
著:三雲 岳斗
イラスト:Gユウスケ
商品詳細を見る


総合評価:B´
1巻参照


 本当に安定のシリーズです。今回は案外普通に良い話で構成されていた。

 今回の話は、異星人カスルハウの魔導書を巡った呪いの事件をヒューイとダリアンが解決する話、EP24「災厄と誘惑」。平和と笑顔が好きな女性シャーロットが「叡智の書」を読んで願うものとは、なEP25「叡智の書Ⅱ」。幻書の回収・封印に来たダリアンの世話役を申し付けられたジェシカ。しかし、一冊の幻書「開拓者の書」が無くなっていることに気付き、二人で大捜索を開始することになる話、EP26「少女たちの長い夜」。そして、EP FINAL「鍵守」(これは何を語ってもネタバレになるので、以下で記述)。さらに、断章二編、顔を巡る寓話の「型録」と見かけと本性の「模倣の書」で構成されていた。

 EP24は、カスルハウの魔導書関連の設定がクトゥルフ神話的になっていた。ただ、それが曲者で、オチは中々愉快なところに着地します。おどろおどろしく見せて、実はコメディーチックな内容となっていた。カラミも登場している。

 EP25は、1巻に登場した幻書「叡智の書」が再登場。話はまったく違う展開を見せてくれた。真面目な内容。純粋なものは心に一番響きやすいものです。

 EP26は、かなりコメディ色が強い内容となっていた。ヒューイがいない中、ダリアンとジェシカが幻書を回収しようと奮闘する様は中々の見物です。特にジェシカの活躍ぶりには注目。しょぼい幻書を駆使し立ち向かいます。しかし、オチがひどい(笑) ラブコメ成分が少なかったのが個人的に残念でしたが。

 EP FINALは、1巻のEP0と対となる話で、ヒューイとダリアンの一番最初の出会いを描いた話となっていた。なので、物語が最終局面的展開を迎えたわけではなかった(雑誌「スニーカー」廃刊に伴う影響であろう。最終話的な内容としては妥当ではあるが)。構成的にはまるでヒューイたちの未来を装っているように見せているのが中々良いのではないかと。ヒューイの少年時代はいやはや。屍本という存在も新たに登場している。しかしつまり、ダリアンの壺中天にいるかの少女は、ギリシャ神話のミノタウロス退治で有名なアリアドネーということでいいのだろうか。

 あとがきの文章からみるに、『ダンタリアンの書架』シリーズはゆるやかにまだ続いていくようである。読姫三人がまだ一堂に会していない上に、ハルの過去や教授の目的なども明かされていないというのに、終幕というのはあんまりでしたから一安心です。では、7月からのアニメに期待しておきます。




ダンタリアンの書架1
ダンタリアンの書架2
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