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GOSICK Ⅳ―ゴシック・愚者を代弁せよ―

GOSICK IV-ゴシック・愚者を代弁せよ- (角川文庫)GOSICK IV-ゴシック・愚者を代弁せよ- (角川文庫)
(2010/05/25)
著:桜庭 一樹

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総合評価:B
1巻参照

 安定の内容で、ソヴュール王国の歴史がきっちりと語られ、良かった。
 図書館塔の上でいつものように退屈していたヴィクトリカはかつてソヴュール王国に君臨した謎の錬金術師リヴァイアサンの残した金色の書物のメッセージを見つける。時同じくして、学園に現れた奇術師ブライアン・ロスコーと同じ奇術師仲間のウォン・カーイ。そして、学園の時計塔内で起こった不思議な密室殺人事件。リヴァイアサンの秘密が明らかになる時、ソヴュール王国の過去の秘密が明らかになる。
 構成は、基本的にヴィクトリカと一弥たちの現在とリヴァイアサンの独白という形式で進められていく。今回特筆すべきは、仮想の国家であるソヴュール王国の歴史が本来の歴史と上手く合わさりながら、実際起こったことのように鮮やかに描き出されている点である。リヴァイアサンやソヴュール王国などの明らかにされた秘密たちは中々に圧巻である。リヴァイアサンの真の目的や想いなどは心に来ましたね。二度目の嵐へと向かう大きな歯車も見え、さらに今まで名前のみが登場していた人物たちが姿を現し始めた様は素晴らしい。密室殺人事件などのトリックは単純明快で、壮大な歴史の劇場のオマケ程度に。ヒントは往々にして意外と身近なところに潜んでいるものです。
 また、今回は学園内でストーリーが展開。そのため、ヴィクトリカとアブリルが初遭遇する。一弥を巡って対立する彼女たちが何とも微笑ましくもある。アブリルと出会って、ヴィクトリカの別の顔も見られます。最後の展開では、一弥が男へと成長した様子がよくわかり良いと思います。
 対立の構図や大きな歯車が見え隠れしてきたといえるので、今後の物語の展開に期待したいところである。



GOSICKⅤ ―ゴシック・ベルゼブブの頭蓋―
GOSICKsⅡ ―ゴシックエス・夏から遠ざかる列車―
GOSICKⅥ ―ゴシック・仮面舞踏会の夜―
GOSICKsⅢ ―ゴシックエス・秋の花の思い出―
GOSICKⅦ ―ゴシック・薔薇色の人生―
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