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恋する鬼門のプロトコル2

恋する鬼門のプロトコル 2 (電撃文庫 て 5-2)恋する鬼門のプロトコル 2 (電撃文庫 て 5-2)
(2010/10)
著:出口 きぬごし
イラスト:をん
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総合評価:B´
1巻参照

 ユリアの宣戦布告?にこのシリーズのボスキャラまで登場しましたよ。新キャラ大量投下で愉快に動き回っている。相変わらず、あらすじ紹介があまりあらすじの紹介になっていない。
 新キャラが続々と登場した今回。フルーツカルピス好き少女の真木真紀(マキマキ)。謎の幽霊ジョニーウォーカー(矢板)、ボスキャラぬらりひょんこと大佐辻信政、暗殺者の真木真十郎。そして、前回お亡くなりになったのになぜか大活躍のユリアのお父さん、西井氏。彼は元議員なのにめっちゃ良いキャラしてるよ。ひたすら巨乳における曲線とか語るんだもの! ただ、新キャラが大量投入されたため、既存のキャラたち、クレタやソリッドなんかが非常に陰が薄くなってしまっているのが残念。今回活躍を期待していたユリアは何かお父さんにインパクトを取られちゃっているし。天王寺やマルタは活躍していたけれど。あと、今回は六人ぐらいまで一人称が増えたため、少々混乱のもとにもなったように感じた。しかし、たまもとチーの嫉妬は可愛いです。一方で、天王寺の葉介に対する気持ちがほとんどなかったような。
 構成は、後半の展開のため、かなりキツキツだった感じ。そのため、新情報も説明不足感が否めなかった。ページ数の関係からいって仕方が無いことかもしれないが、残念であった。ただ、内容は良かった。史実とエンターテイメントを上手く世界観に組み込んでいる。東京の地下鉄、東京メトロの話を利用した龍脈。東大の歴史学教授の平泉澄にGHQのキャノン中佐、戦後の闇である下山事件、旧岩崎邸、謎の兵器である怪力線、十一面観音などと日本史及び上野の地理に精通している者は、エンターテイメントとして上手く処理されていたので、楽しめたのではないかと思う。ただ、いくらなんでも怪力線だけでは世界征服は出来ないと思うのだが。霊子を使ってちゃんと整合性はとれていたよな(霊子を扱える人間たちが出てきたがそこら辺の説明がさっぱりなかったのが残念であった)。非常にマニア向けであると言わざるをえないのが何とも。しかし、このプロトコルは地味に人が結構無残に死んでいるんだよな。そういう意味では、表紙詐欺に近いような気もする。をんさんのイラストは魅力的なので。前回はネットのような感じで本が構成されていたが、今回は作者がこなれてきたのか癖がほぼなくなり、わりと読みやすくなっていた。
 わかる人にはわかるという小説で、個人的にはやっぱり面白いと思うので、是非頑張ってほしいところである。



恋する鬼門のプロトコル
恋する鬼門のプロトコル3
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