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GOSICKsⅡ ―ゴシックエス・夏から遠ざかる列車―

GOSICKsII―ゴシックエス・夏から遠ざかる列車― (角川文庫)GOSICKsII―ゴシックエス・夏から遠ざかる列車― (角川文庫)
(2010/09/25)
著:桜庭 一樹

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総合評価:B´
1巻参照

 聖マルグリット学園に残った一弥とヴィクトリカの夏休みを中心に描いた短編集であった。
 六編の短編で構成されている。一弥が学園に残ることを決意する「仔馬のパズル」・アブリルが旅先で遭遇した不思議な事件の「花降る亡霊」・一弥たちが東屋で見つけた手紙の「夏から遠ざかる列車」・一弥の姉、瑠璃の遭遇した事件の「怪人の夏」・村から消えた絵の事件の「絵から出てきた娘」・グレヴィール警部がジャクリーヌの災難から助ける「初恋」であった。
 「仔馬のパズル」は、前回の短編集『GOSICKs ―春来たる死神―』の中で出題された「仔馬のパズル」の答えが明かされるのとともに、一弥の優しさが良いです。また、一弥の次兄の存在が楽しいです。「花降る亡霊」は、アブリルの元気さがまぶしいですね。しかし、ブラッドリー家は皆こんなのなのか。「夏から遠ざかる列車」は、中々キレイにまとまっていて、笑いの部分も忘れず個人的に好きな話です。セシル先生と寮母さんが愉快愉快。「怪人の夏」は、ヴィクトリカに着物が送られてくる経緯を日本にいる姉が遭遇した事件とともに語れる話で、結末は素敵で良いと思います。しかし、トリックは限界があるような気がするのですが。「絵から出てきた娘」は、グレヴィール警部不在の中、村で起きた事件に一弥が駆りだされる話。グレヴィール警部の近くにいる手を繋いだ二人、イアンとエバンの存在がようやくわかった感じですね。「初恋」は、オークションのためソヴレムに来ていたグレヴィール警部がジャクリーヌが遭った災難を解決しようとする話で、グレヴィール警部が奮闘する様が見れて中々楽しいものでした。
 今巻のテーマは「恋」と言えるものだと思えました(もちろん、該当しない話もありますが)。『GOSICK』シリーズに出てきた登場人物たちが動き回り、気軽に楽しめる短編集だと思いました。出版順としては、『GOSICKⅤ ―ゴシック・ベルゼブブの頭蓋―』のほうが先ですが、今から読むなら季節的にはこちらのほうが先になり、シリーズ的には上手く繋がるように思うので、この外伝短編集を先に読むことを薦めます。



GOSICKⅣ ―ゴシック・愚者を代弁せよ―
GOSICKⅤ ―ゴシック・ベルゼブブの頭蓋―
GOSICKⅥ ―ゴシック・仮面舞踏会の夜―
GOSICKsⅢ ―ゴシックエス・秋の花の思い出―
GOSICKⅦ ―ゴシック・薔薇色の人生―
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