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GOSICKⅥ ―ゴシック・仮面舞踏会の夜―

GOSICKVI ―ゴシック・仮面舞踏会の夜― (角川文庫)GOSICKVI ―ゴシック・仮面舞踏会の夜― (角川文庫)
(2010/11/25)
著:桜庭 一樹

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総合評価:B´
1巻参照

 いつもとは一風変わった構成と雰囲気であった。
 〈ベルゼブブの頭蓋〉から何とか脱出し豪華列車オールド・マスカレード号に飛び乗った一弥とヴィクトリカ。だが、コンパートメントに乗り合わせたのはあまりにも奇妙な乗客たち、〈孤児〉・〈公妃〉・〈木こり〉・〈死者〉。まるで、誰もが誰かを演じる仮面舞踏会のように。回収されたはずの形見箱が転がり出したことで、様々な思惑が交錯する中、やがて事件は起こる。
 前回に引き続き、世界大戦のことが若干入り混じりながら、アルベール侯爵のオカルト省とジュピター・ロジェ主宰の科学アカデミーの思惑が錯綜する中、豪華列車内で起きた殺人事件。さらに、一弥たちと乗り合わせた乗客たちは自分の素性を明かさず、偽りの役柄を演じている。果たして、誰の言うことが真実で誰の言うことが嘘なのか、あるい……。このような舞台はミステリーを読んでいる者としては中々に興奮させてくれる。トリック自体はそこまでとはいえ。何よりも今回は構成が、一弥視点で事件が語られた後、容疑者三人の証言によって事件の真相が見えてくるというのは良かったと思う。殺人事件だけでなく、怪しい乗客たちの素性が明らかになる点が加わったことで、物語として中々読ませてくれたと思う。また、一弥がヴィクトリカのために頑張り、必死に考えをめぐらすことも見所だが、最後の一弥がいない所でヴィクトリカが一弥への思いを語るシーンは彼らの触れ合いを知っているからこそ、温かい気持ちにさせられました。あと、翻弄されるグレヴィール警部が愉快です。
今年で無事完結を迎えるということで、一弥とヴィクトリカの関係 を最後まで見守りたいところです。しかし、どんどんページ数が……。



GOSICKⅣ ―ゴシック・愚者を代弁せよ―
GOSICKⅤ ―ゴシック・ベルゼブブの頭蓋―
GOSICKsⅡ ―ゴシックエス・夏から遠ざかる列車―
GOSICKsⅢ ―ゴシックエス・秋の花の思い出―
GOSICKⅦ ―ゴシック・薔薇色の人生―
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