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GOSICKⅤ ―ゴシック・ベルゼブブの頭蓋―

GOSICKV-ゴシック・ベルゼブブの頭蓋- (角川文庫)GOSICKV-ゴシック・ベルゼブブの頭蓋- (角川文庫)
(2010/07/24)
著:桜庭 一樹

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総合評価:B´
1巻参照(……うぅむ)

 このシリーズの終わりが見え隠れし始めた巻といったところであった。
 夏休み最後の日、学園から突然居なくなったヴィクトリカ。途方に暮れていた一弥の元にドリルを二つに増やしたグレヴィール警部がリトアニアの修道院〈ベルゼブブの頭蓋〉にヴィクトリカが移送されたと告げる。さらに、彼女が日に日に弱っているとも。一弥はヴィクトリカを連れ戻すべく、汽車オールド・マスカレード号に乗った。〈ベルゼブブの頭蓋〉で行なわれるオカルトな夜会〈ファンタスマゴリアの夜〉。世界大戦の記憶が交わる中、殺人事件が起こる。
 この巻で舞台にようやく役者全員が揃ったという印象である。ヴィクトリカの父でありソヴュール王国オカルト省を率いるアルベール侯爵に、それに敵対するソヴュール王国科学アカデミー、それぞれの思惑。さらに、奇術師ブライアン・ロスコーとヴィクトリカの母コルデリア・ギャロ。世界はオカルトがどんどん排され、機械化された科学へと移り変わる中、刻々と迫る二度目の大きな嵐の気配。世界観も込み入ってきてどんな結末を見せてくれるのか楽しみである。それは一先ず置いておいて、今回の見所はヴィクトリカの一弥に対する信頼の高さでしょう。つまり、ヴィクトリカが可愛いということです。もうすっかり一弥のことを信頼しきっていて、所々で見せる言動が素晴らしく可愛いのですよ。また、久城一弥の成長も見所と言えるでしょう。最初の頃と比べると、自分で考えて行動するようになり、今回の最後のシーンのセリフでは思わずグッときますし、少年の成長を感じさせてくれるのです。過去や旧時代のモノに縛られた少女と未来へと果敢に進もうとする少年の構図は何とも言えないものを与えてくれると思います。あと、今回のミステリーは簡単かつあっさりしたもので、人物劇のスパイス程度に。構成は、〈ベルゼブブの頭蓋〉での世界大戦時の頃のブライアンと一弥たちの現在を基本に交互に描かれ、さらにその間に謎の〈霊界ラジオ〉が挟まっている。
 一弥たちの帰途にさらに事件が起こっており、上下巻のような構成になっているので、引き続き読みたい。



GOSICKⅣ ―ゴシック・愚者を代弁せよ―
GOSICKsⅡ ―ゴシックエス・夏から遠ざかる列車―
GOSICKⅥ ―ゴシック・仮面舞踏会の夜―
GOSICKsⅢ ―ゴシックエス・秋の花の思い出―
GOSICKⅦ ―ゴシック・薔薇色の人生―
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