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変態王子と笑わない猫。

変態王子と笑わない猫。 (MF文庫J)変態王子と笑わない猫。 (MF文庫J)
(2010/10/21)
著:さがら総
イラスト:カントク
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総合評価:C
キャラクター:B´
構成:C
世界観:C
文体:C
内容:C

 MF文庫J最優秀賞作。最優秀賞としてはイマイチピンとこないと個人的には考える。
 キャラクターは、変態主人公(個人的に言わせてもらえば、そこまで変態ではない!)に素直クール、ツンデレ、鬼?。テンプレ通りと言ってしまえば、その通り。だが、キャラクターが生き生きとしているので、そこは十分評価できる。ただ、突き抜けてない。素直すぎる。もう少し、キャラクターの魅力を引き出せるのではないかと思う。そのキャラ性格であるというのに理由があるのは良いことだが、結論部分はどうもぼかしすぎという印象である。ま、小豆梓は可愛いしツンデレだから、好きなのだけど。主人公の変態性はもっとやってもいいと思うんだけどな。スク水愛だけではなく、それこそどんどんと。しかし、競泳水着を一秒でも長く見るために、より早く走ろうとする姿勢には敬服である。あと、安易なエロには頼らないという姿勢は好感だる。 
 構成は、どうも上手く噛み合っていない感じ。すっきりとしてしない印象を与える。小豆梓と月子の話がストレートに繋がっていない。結局、主人公に建て前が戻っただけという。梓を助けたことで、月子が何かを掴んだわけでもないし、梓が月子のために具体的に動いたわけでもない。そこがどうにも納得できない点なんだろう。鋼鉄の王もどうも一貫性なく振舞っている感じ。あと、所々でご都合主義が起こるし(そこはラノベなので、まぁ)。
 世界観は、定番といえば定番といえるものの、といった感じで特段なし。笑わない猫に関してはちょっと設定が甘いと思うんだが。もう少し設定などを加えられたのでは。
 文体は、どうにも背伸びしているように感じられた上に、まだ自分の文体をしっかり確立してないのかふらついているようにも感じた。萌えならもっと萌えに徹しれば良いと思うし、ネタに走るならばもっとネタに走ればいいと思うのにどうにも中途半端である。
 内容は、ストーリーとしては今までのMF文庫Jを考えればよく作っている感じだが、細部がまだまだ甘いという印象。どうも寄り道が多すぎて、設定の未成熟さや文体からどうも本質を見失いがちという印象。もちろん悪い作品ではなく、内容を見るならば、キャラと掛け合いで見せようとしているのでそれは良い。だから、今後そこら辺をもう少し特化させて魅せてほしいというのが個人的見解である。
 全体的に今一歩というのが私の考えである。だが、カントクのイラストもさることながら、魅力が詰まった作品だと思うので、今後の成長に期待したいところである。



変態王子と笑わない猫。2
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