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羽月莉音の帝国4

羽月莉音の帝国 4 (ガガガ文庫)羽月莉音の帝国 4 (ガガガ文庫)
(2010/09/17)
著:至道 流星
イラスト:二ノ膳
商品詳細を見る


総合評価:B´


 革命部はさらに高みへと駆け上がる。
 内容として、前回の引きが核開発のためのEEのウエスタンオリオン買収の開始だったが、核開発に関する記述は今回は特になし。三度に亘る買収劇かと思いきや、日本政治経済界の実質的な支配者が登場し、東丈会も絡まってヤクザとの抗争。そして、その首領たる海胴総次郎を味方につけ、次は銀行を買収。最後は春日恒太が銀行頭取就任して終了。話の流れとしてはまったく複雑ではない。新国家建設という大目標については緩やかに進行中といった感じで、文章の端端から感じられる程度である。そういう意味では、やはり最近の経済をテーマにし、それに関しては簡略化しながらも良く書けていると思う。空TOB戦略や交渉術、海胴総次郎の経歴、日本経済の硬化、銀行の仕組みなどはこちらもふむふむと思いながら読んでしまう。そこがこの小説の魅力なのだろう。しかし、いささかご都合主義が過ぎて誇大妄想小説といった感じになりつつあるような気もするが。
 今回で金融大臣にまで会っちゃったし、日本の裏の支配者には気に入られちゃったから、次は総理大臣でも出てくるのかな。まぁ、個人的には暖かく見守っていく所存。あと、無理にラノベっぽく柚さんが告白するシーンがあるが、イマイチ物語に絡まってこないので、何とも浮いているような感じなんだよなぁ。もう莉音は相当デレてるけどな。で、速水さんは引退になるのか。そして、恒太がますます痛悲しい子になっていく。いつまでギガスで引っ張るんだ。しかも、最後は莉音たちに何も言うことなく銀行頭取になっちゃうし。「恒太が頭取なんかなっちゃ、らめぇえええええ」て気分だよ。ま、莉音は世界観がもはや磐石だから、わりと何しようと構わないんだけど。
 とにかく、おいおいそれはダメだろ的なところで今回は終わってしまっているので、気になりはするが、銀行を失うとは思えないから何とか経営再建させるんだろうな。そういう意味では、革命部は手痛い失敗をするべきだと思うのだけれど。
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