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初恋ソムリエ

初恋ソムリエ (角川文庫 は 32-4)初恋ソムリエ (角川文庫 は 32-4)
(2011/07/23)
著:初野 晴

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総合評価:A´
1巻参照


 面白さは十分であった。なので、ノリの良さも手伝って、2ランクアップ。

 短編4編、「スプリングラフィ」・「周波数は77,4MHz」・「アスモデウスの視線」・「初恋ソムリエ」よりなる。
 ハルタとチカは相変わらずであり、前巻『退出ゲーム』で登場した成島にマレン、日野原なども入り乱れ、吹奏楽部もかなり賑やかになった。今回も三人が追加され、吹奏楽の甲子園、普門館をめざす。しかし、キャラクター同士の言葉の掛け合いが超楽しいんです。前回と違いキャラが立っているので、かなり良かった。ハルタは草壁先生以外は本当に容赦ないです、えぇ。静岡県の普通の公立高校にこんな凄い奴らばっかりいるか、というツッコミはあるだろうが、そこはいいんです。何たって、面白いから。草壁先生については謎ばかりが積もっていますが。とにかく、軽やかな言葉遊びがこの作品の特徴といえるだろう。「青少年サファリパーク」は最高だなぁ。キャラクターたちの状態について、的を射ている。
 ミステリー的要素はやっぱり雑学ミステリー的だが、どこから仕入れてくるのだろうかという感じである(飲み屋か?)。だが、その雑学を上手く活かし、良く出来ているとは思う。推理するのはちと厳しいが。しかし、この人本当に八〇年代(前後)好きですな。ネタの数々がそこですよ。でも、表側がまさに青春しているけれども、裏側にある悲愴さがどうにも拭えない感じのが奥深い。後味は妙にさっぱりしていますが。一応、文学にカテゴライズされているので、その切なさはありであろう。
 「周波数は77,4MHz」が重苦しくならず好きですが、「初恋ソムリエ」も前半の楽しい会話と後半の何とも言い難い切なさの差が凄まじくて好きですね。

 ハルチカシリーズ、本当に面白い。ラノベ読みこそ、読むべき作品だといえる。
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