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このライトノベルがすごい!2015、感想

このライトノベルがすごい! 2015このライトノベルがすごい! 2015
(2014/11/21)
『このライトノベルがすごい!』編集部

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 今年度もまた協力者としてアンケートに協力させていただきました。こんなしがないライトノベル読みに声を掛けてくださってありがとうございます。
 というわけで、今年度の「このライトノベルがすごい!2015」について、今更ながら個人的にコメントさせていただきます。
 今年度のTOP10については、協力者的には意外性がないものでした。私としては今年度はあまり新作を読めていないこともあって、「きっと皆さんもっと凄いのを推してくるのだろうな」と思っていましたが、自分もまだまだいけるのかなと少し自信を持ちました。
 ちなみに、今年度私は「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」「ノーゲーム、ノーライフ」「絶深海のソラリス」「この恋と、その未来。」「ヒカルが地球にいたころ……」に投票させていただきました。


 「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」 (ガガガ文庫)の2年連続1位と男性・女性キャラクター1位、イラストレーター1位という4冠には驚きましたね。新作好きのライトノベル読みの中でもいまだに人気の高い作品であり、昨年のアニメ化により一般層に対しても認知度が高まり、来年度にはアニメ2期も控えていますから、作品内容とともに時流に上手く乗った作品といえるでしょう。流行のネタをいち早く盛り込み、八幡たちぼっちによる独自理論が魅力的といえるでしょう。キャラクターについてもイラストによる相乗効果で多くの人に共感を呼んでいると考えます。

 「ソードアート・オンライン 」(電撃文庫)「とある魔術の禁書目録」(電撃文庫)は相変わらず強いですね。SAOはアニメ2期も好調ですからね。小説のほうでもプログレッシブもありますし、時雨沢先生によるGGO外伝が出ますからね。しかし、キャラクターではいまだ強いとはいえ、美琴の1位陥落は衝撃的でしたね。ゆきのん、しゅごい……。でも、オティヌスが5位、インデックスが6位、食蜂さんが9位というのも十分凄いと言えるでしょう。
 そして、何よりもアニメ化効果と6巻の熱い展開により3位にまだ到達した「ノーゲーム・ノーライフ」 (MF文庫J)を賞賛したいと思います。新刊は空と白によるゲーム展開よりも熱い、世界を改変するゲームという途方もない展開で、ライトノベル読みも含め、非常に読み応えがある展開でした。おかげで、私の投票するに至りました。アニメも非常に良い出来でしたし、最後まで満足でした。2期、希望!

 以下の9位までのランキングは協力者票が猛威を振るった印象ですね。「後宮楽園球場 ハレムリーグ・ベースボール」 (集英社スーパーダッシュ文庫)「絶深海のソラリス」(MF文庫J)「エスケヱプ・スピヰド」 (電撃文庫)「とある飛空士への誓約 」(ガガガ文庫)「この恋と、その未来。」 (ファミ通文庫)、これらの作品は恐らく多くの人にとっては予想外だったのではないでしょうか?
  「後宮楽園球場 ハレムリーグ・ベースボール」はよくこんなところに食い込んだな、という感想が冊子を開いた時にまず出てきましたね。作者の石川博品先生は「耳刈ネルリ」シリーズ (ファミ通文庫)「クズがみるみるそれなりになる「カマタリさん式」モテ入門」 (ファミ通文庫)「ヴァンパイア・サマータイム」 (ファミ通文庫)でライトノベル読みに大変人気が高い作品でしたが、ここまでくるとは。しかも、刊行が12月という時期の不利さを覆してですから凄いです。
 「絶深海のソラリス」は個人的に今年度一の衝撃作でした。前半は学園ラブコメをやっていると思えば、後半はパニックノベルとして容赦なく主人公たちを蹂躙、そして衝撃の結末。ここまでのバッドエンドが上位にくるというのも、珍しいですね。投票する時は、「上位には来ないだろう」とか思って、済みませんでした。
 「この恋と、その未来。」は「東雲侑子」シリーズ(ファミ通文庫)で見事な青春の心模様を描ききった森橋ビンゴさんの新作ということで、ライトノベル読みから大いに期待された結果といえるでしょう。また、ライトノベルながら性同一性障害について切り込んだ意欲作でもあり、今後も目が離せない作品です。
 「エスケヱプ・スピヰド」は毎年徐々にランキングを上げている作品ですね。その展開の面白さは折り紙つきです。しかも、無事完結したということで私も最後までしっかり見届けたい所存です。
 「とある飛空士」シリーズも第一作から根強い人気がありますよね。恋歌がアニメ化しましたが、さらに認知度を上げたと言えるでしょう。
 「ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミン」(電撃文庫)はさんば挿から竜徹さんにイラストレーター交代という衝撃がありましたが、本編は帝国の内乱ということでますます厳しい戦いが展開され、わりと容赦ない展開に今後も注目ですね。「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」 (GA文庫)はGA文庫10周年企画としてアニメ化も決まり、ますます盛り上がってきました。来年度は再びTOP10に返り咲きそうな予感がします。「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか外伝 ソード・オラトリア」 (GA文庫)も人気ですからね。
 アニメ化でTOP10入りかと思っていた「魔法科高校の劣等生」 (電撃文庫)が13位というのはあまり伸びなかった印象ですね。ただ知名度は上がったと思いますね。さすがお兄様! 一方、1月からのアニメ化を控えた「冴えない彼女の育てかた」 (ファンタジア文庫)がここにランクインしましたね。元々注目作でしたし、ちょっと一筋縄ではいかない展開で今後のお話が楽しみです。同じくアニメ2期を控えた「デュラララ!!」 (電撃文庫)も女性ファンが多いとは思いますが、強いですね。
 「きんいろカルテット! 」 (オーバーラップ文庫)はプロの演奏者が書いている音楽ライトノベルとして、注目されていますね。オーバーラップ文庫の中で恐らく一番勢いある作品かと。杉井光先生の「東池袋ストレイキャッツ」 (電撃文庫)も同じ音楽作品として話題になりましたね。単巻なので、読みやすかったというのはあるでしょう。完結した「神様のメモ帳」 (電撃文庫)はあまり伸びなかったですね、ちょっと前巻から間が空きましたからね。ところで、「楽聖少女」 (電撃文庫)の新刊はまだなんでしょうか。あと、漫画で「さよならピアノソナタ」(電撃文庫)の相原千晶の子どもが主人公の「こもりクインテット!」 (電撃コミックスNEXT)が刊行中なので、気になる方はチェックしてみるとニヤニヤできると思います。
 本物の売れっ子作家であるところの時雨沢先生がライトノベル業界に切り込んだタイトル文字数が過去最高の「男子高校生で売れっ子ライトノベル作家をしているけれど、年下のクラスメイトで声優の女の子に首を絞められている。―Time to Pray― 」(電撃文庫)は話題ということあり、上位に食い込んできましたね。「キノの旅 the Beautiful World」 (電撃文庫)も安定していますし、本当にさすが売れっ子作家です。
 「バカとテストと召喚獣」 (ファミ通文庫)は完結ということで16位でしたね。時期的に11月と随分前ですから投票範囲だったというのに、十分な順位といえるでしょう。本編も最後まで熱くも面白い内容となっていました。しかし、今年度は完結した作品があまり上位に来なかったのが印象的ですね。バカテスをはじめ、「魔女は月出づるところに眠る」 (電撃文庫)「ベン・トー」(スーパーダッシュ文庫)、「神様のメモ帳」、「ヒカルが地球にいたころ……」(ファミ通文庫)「薔薇のマリア」 (角川スニーカー文庫)「ゴールデンタイム」 (電撃文庫)「犬とハサミは使いよう」 (ファミ通文庫)「神さまのいない日曜日」 (ファンタジア文庫)「ムシウタ」 (角川スニーカー文庫)などなど。ただ、60位圏内に入った作品は一世を風靡した作品たちと言えるでしょう。47位の全4巻で完結した「瑠璃色にボケた日常」 (MF文庫J)も話題になりましたかね。皆さん、お疲れ様でした。
 「俺の教室にハルヒはいない」(角川スニーカー文庫)が21位というのは嬉しいですね。「ROOM NO.1301」(富士見ミステリー文庫)が大好きだった私としてはもっと認知されてほしいところです。また、30位に上昇した「緋弾のアリア」(MF文庫J)には驚きました。巻数が多いとはいえ、読者がしっかり付いてきている印象の作品です。今後も頑張ってほしいと思います。

 私が今回全くチェックしていなかったのは、27位の「スチームヘヴン・フリークス」 (ガガガ文庫)でした。ガガガ大賞の受賞作ということで知ってはいたのですが、30位圏内とは私の大好きなスチームパンクなのでチェックさせてもらいます。55位の「ミス・ファーブルの蟲ノ荒園」 (電撃文庫)も同ジャンルであり、手が出せてませんね。
 34位の「王手桂香取り!」 (電撃文庫)は将棋をテーマにした作品で話題になりました。43位の「ブラック・ブレット」 (電撃文庫)はアニメ化された作品の中で、私の周りでは一気に人気になった作品なので、もう少し伸びるかとは思いました。ただ、幼女に厳しい作品ですからねぇ。野村美月先生の作品は「ヒカルが地球にいたころ……」「吸血鬼になったキミは永遠の愛をはじめる」 (ファミ通文庫)など今年は多くの作品を送り出してくれました。個人的には大好きな作家の一人です。52位の「明日、ボクは死ぬ。キミは生き返る。」 (電撃文庫)も短編がありましたし、コア層で人気となりました。あとは、60位の「天盆」ですね。中央公論社から刊行のボーダーFということで初めて知りました。後ろのジャンル別ガイドを読んで興味を持ちましたね。

 逆に、ランキング外だったなという作品としてはアニメ2期が放映した「デート・ア・ライブ」 (富士見ファンタジア文庫)(映画はどうなりますかねぇ)、現在も好評刊行中でISSキット編が終わった「アクセル・ワールド」(電撃文庫)、同じく川原先生の「絶対ナル孤独者」 (電撃文庫)、高橋弥七郎先生の新作「カナエの星」 (電撃文庫)、榎宮先生のもう一つの作品「クロックワーク・プラネット」 (講談社ラノベ文庫)「GENESISシリーズ 境界線上のホライゾン」(電撃文庫)「MONSTER DAYS」 (MF文庫J)アニメ化した「RAIL WARS!―日本國有鉄道公安隊」 (クリア文庫)「アウトブレイク・カンパニー 萌える侵略者」 (講談社ラノベ文庫)「ドレスな僕がやんごとなき方々の家庭教師様な件」 (ファミ通文庫)「陸と千星~世界を配る少年と別荘の少女」 (ファミ通文庫)、入間人間先生の百合作品「安達としまむら」(電撃文庫)、編集者のツイートで大きく話題となった「女騎士さん、ジャスコ行こうよ」(MF文庫J)、「ココロコネクト」シリーズのコンビ新作「アオイハルノスベテ」(ファミ通文庫)「ストライク・ザ・ブラッド」(電撃文庫)「ナイツ&マジック」 (ヒーロー文庫)「物語」シリーズ (講談社BOX)などですね。あとは元々選外ですが、「魔法少女育成計画」「スクールライブ・オンライン」(このライトノベルがすごい!文庫)はオススメです。


 今年のライトノベル総括を個人的にさせてもらいますと、ネット小説、特になろう系小説とボーカロイド小説が非常に多かった年でした。そして、ファンタジー作品の復権ですかね。

 まずはネット小説について。「ソードアート・オンライン」が大きく可能性を切り開き、「魔法科高校の劣等生」がそれに続き、主婦の友社のヒーロー文庫が刊行され、今は各出版社からなろう系小説及びボカロ小説が発行されています。しかも、売上的には「カゲロウデイズ」 (KCG文庫)が強く、さすがといえるでしょう。なろう系小説はネット上で人気の作品をすぐ出版することができるため、ニーズに合ったものを即提供することが可能です。さらに、ネットで試し読みをすることができ、その安心感から買う人もいます。また、思わぬヒットに繋がる可能性も十二分にあります。よって、ある程度売上の確保が可能なため、様々な作品が月に何点も刊行されています。「ソードアート・オンライン」「魔法科高校の劣等生」「Re:ゼロから始める異世界生活」(MF文庫J)「カゲロウデイズ」「フレイム王国興亡記」(オーバーラップ文庫)「Only Sense Online ―オンリーセンス・オンライン― 」(富士見ファンタジア文庫)「大英雄が無職で何が悪い」 (オーバーラップ文庫)などなど。

 次に、ファンタジー復権について。「ソードアート・オンライン」が話題になってより、それまで下火となっていた剣と魔法のファンタジージャンルがネット小説が隆盛し、ここ最近のジャンル自体の復権に繋がったと考えています。特に、ネット小説は現在多くがそれぞれ一癖あるものの異世界召喚ものとなっており、人気を博しています。

 ただ、今年はジャンル的に何が流行なのかがわからない年でした。昨年度の場合は「ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミン」や「六花の勇者」 (ダッシュエックス文庫)「覇剣の皇姫アルティーナ」 (ファミ通文庫)などなど知略を尽くした軍師ものが流行りました。しかし、その後これといった特定の流行がなく、大いに迷走した印象です。作者も読者も何か面白いのか悩んだ感じですかね。そのため、今年のこのラノは協力者的には予想の範疇という感じでした。多くの人たちにとっては協力者が入り込んだことによって、よく知らない作品が上位に来ていて良いとは思うのですが。私としては是非それらの作品をチェックしてみて欲しいと願います。

 いまさらですが、様々な作品が紹介されており、記事もライトノベル読みにとっては興味深いものばかりなので、手にとってみてください(宣伝)。
 さてさて、来年にはどのような作品が話題になってくるのやら。
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テーマ : ライトノベル
ジャンル : 小説・文学

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助六

Author:助六
 主にラノベをマイペースに読んでいる人。買う量の自粛が出来てないので、かなりの速度で積読増加中。
 未熟者なので試行錯誤しながら、運営してますのでどうぞよろしくお願いします。
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