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人類は衰退しました⑥

人類は衰退しました 6 (ガガガ文庫)人類は衰退しました 6 (ガガガ文庫)
(2011/02/18)
著:田中 ロミオ
イラスト:山崎 透
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総合評価:B
1巻参照(しばしお待ちを)

 13ヶ月ぶりの新刊楽しく読ませてもらいました。
 今回は、鳥人間コンテストもとい「鳥人類コンテスト」のお話と同人誌もとい「同類誌」のお話の2本で構成されていた。人類は衰退しても変なことをやるのは変わらないというのが楽しいです。童話のように見せながらも、多くのネタを含み、時に黒い部分が見えるのがまた何ともな作品である。
季節も冬になり、祖父の趣味サークル「大砲倶楽部」の一員として「鳥人類コンテスト」の会場へと向かったわたし。そこでミスターVIPによって強引に安全対策係に任命されてしまう。仕方なく、会場や各チームの機体を確認するものの……。死人が出ないように妖精さんたちの力を借りて、人知れず「解☆決!(横ピース)」していくわたしの姿が愉快です。このシリーズらしい内容でした。また、悪友Yの来訪によって、過去のBL漫画・同人誌が発見され、瞬く間にクスノキの里に広まっていく。そして、それはやがて同類誌ブームへと発展していったのだった。と思ったら、わたしとYと助手さんが白い完全密室の部屋に監禁されて脱出を試みる話に。これは現在のオタク文化(内容的にはほぼ漫画のみですが)のあるある的な部分が凝縮されてます。歴史は繰り返すということなのだろうかと感じさせます。オチが世知辛いなぁ。今回は全体的に妖精さん成分は少なめです。
今作は『人類は衰退しました』シリーズとしては最薄だったので、もう少しこの人類が衰退した世界を堪能していたかったという気持ちはあります。アニメ化はどうなるでしょうかね。
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テーマ : ライトノベル
ジャンル : 小説・文学

生徒会の水際 碧陽学園生徒会黙示録4

生徒会の水際   碧陽学園生徒会黙示録4   (富士見ファンタジア文庫)生徒会の水際   碧陽学園生徒会黙示録4   (富士見ファンタジア文庫)
(2011/02/19)
著:葵 せきな
イラスト:狗神煌
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総合評価:B´
1巻参照(そのうちにでも……)

 いつも通りの生徒会でした。
 フィギュア化する生徒会、真冬と1年C組の愉快な仲間たちの3編、杉崎の1年生の頃の過去話、知弦の盗聴記録とコスプレの話で構成されていた。本編が大詰めの中で新キャラがかなり投下されました。名前は出て来なかったものの、今まで話に少しだけ出てきていた1年C組のメンバーがまず色々と登場。アキバこと秋峰葉露。彼の従姉弟で委員長の国立凜々。ネタキャラ(と思う)巽千歳。その他、大変愉快な1年C組の人たち。そして、今回過去話で初登場にして注目枠な水無瀬流南。超毒舌キャラでいい性格しています。今後の活躍に期待しておきます。
 フィギュア化についての話は本当にいつも通りです、えぇ。1年C組の話3編はいつもとは違った葉露視点から語られたので中々楽しめました。碧陽学園には本当に変な生徒しかいないですね。すぎさきメモリアルは杉崎が1年の春に桜野くりむ会ってから優良枠で生徒会副会長になるまでのフォーシーズンを描いた話でした。水無瀬流南が絶妙なバランスで登場してきて、上手く良くまとまっている話だと思いました。巡のあの話などもきちんと絡んできていましたし。知弦さんの話は今回の新キャラを含めた人たちと杉崎との会話と知弦さんのデレ具合が楽しいものでした。本当に知弦さんは杉崎にデレデレですね。私はこういうのも好きですけど。
 本編は完結直前なので次も黙示録のようです(タイトルは『生徒会の木陰』とかでしょうかね?)。また、今回あとがきも本編となっていました。しかし、最後の一文は誤植なのかギャグなのか……。

テーマ : ライトノベル
ジャンル : 小説・文学

花咲けるエリアルフォース

花咲けるエリアルフォース (ガガガ文庫)花咲けるエリアルフォース (ガガガ文庫)
(2011/02/18)
著:杉井 光
イラスト:るろお
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総合評価:B
キャラクター:B´
構成:B´
世界観:B
文体:B
内容:B

 桜の記憶と哀しい戦争の物語。非常に評価しにくく、且つかなり読み手を選ぶ作品。正直、こんな作品はガガガ文庫ぐらいでしか出せないと思えます(あとがきでも述べられていますが)。
 ソメイヨシノの記憶を残し、戦争によって全てを失った主人公の仁川祐樹。東京の中学に転校する際に迎えに来たのは謎の飛行兵器に乗った少女、桜子だった。祐樹を桜型最終飛行兵器《桜花》玖番機《杦姫》の適合パイロットとして招集しに来たと言う。そこから祐樹は否応なく民国との戦争に巻き込まれていく。時を止めた桜の力を使い、祐樹は仲間や上官とともに戦場の空を飛ぶ。
 キャラクターは、どのキャラもわりと淡白に描かれている。主人公である仁川祐樹はかなりのヘタレ。基本的に「戦いたくない」と逃げ回ります。ウジウジと考えてばかりなので、かなり人によると思います。現実として直面したならば、そんな状態になってしまうのではないかと思いますけどね。女性陣が強い人ばかりというのもあるでしょうが。まるで、碇シンジ君みたい。ヒロインの桜子は、皇統最後の女性天皇にして、中学生にして、桜花壱番機《初雪》のパイロット。帝であるため常識知らずで、たまに見せる可愛い感じがいいです。もちろん、主人公に好意を持っています。また、総帥としてかなりの重荷を背負っている。祐樹と桜子の学校の先輩で桜花肆番機《月河》のパイロットの那須野香織。明るく人を元気付ける人物であり、セクハラ大好き。父が超兵器《桜花》の開発者でもある。彼らの上官にあたり航空空母《三栖旗》の艦長代行でかなり横暴な性格。その他に靖国神社の巫女、吉田神楽。桜子の親衛隊である変態の近衛師団などがいる。ストーリー性の強い作品なので、キャラクターの魅力が完全に伝え切れていないような気もする。
 構成は、最初は定番のボーイ・ミーツ・ガールの体裁を取りながらも悲劇へと向かっていく様は中々に胸を打つ。日常描写もあるものの、それが逆に結末をより哀しげに見せるようになっている。また、ラブコメもほぼなし。「戦争」というテーマを扱っているため、展開は悲劇的にならざるをえないのだろうが。最後はいつもの杉井らしく、続きも出せるような展開で終わらせてある。個人的には、構成が「新世紀エヴァンゲリオン(の前半)」ぽく思えた。
 世界観は、色んな意味で危ないのではないかと思えた。本文中には「日本」とは明記されていないが、東京や靖国、皇居、仙台などの名称が出てきているので、まず日本でしょう。ただ、テクノロジーが明らかに進んでいるので、現在ではなく、未来と推測される(だったら、……とも思わなくもないですが)。その中で、東日本が皇国、西日本が民国として戦争状態にあるというのである。詳細は不明であるが色々と気になる。桜としては接ぎ木でしか増えることが出来ないソメイヨシノは種としての絶滅を防ぐため、九人の人間たちの記憶を錨として時を止めたのである。その力を利用したのが桜花である。桜花は皇国の那須野博士が開発した飛行兵器。ただ、彼以外にはまったく謎のテクノロジーで出来ている。また、パイロットたちは根源が一本のソメイヨシノということからお互いの気持ちがわかってしまう。などなど。かなり独特に設定されてあるので、詳しくは本編など参照ということで。設定はソメイヨシノという上手いところを突いたと思える。桜花についての詳細の様子が記述されていないのが、少し残念か。るろおさんのイラストで補完されているが。そのため、かなり人によって評価は分かれるのではないだろうか。
 文体は、主人公の一人称によってストーリーは展開している。主人公がツッコミするところなどいつも通りの杉井光である。なので、読みやすい。全体に暗い雰囲気になるのをわりと軽めの表現にして抑えているなどである。
 内容は、定番に見えるもの、設定から最後の展開にはどうしても考えを巡らされずにはいられない。結末はキレイに終わらせているといえば、そうかもしれないが、戦争モノなのでどうしてもしこりは残ってしまう。美しくも残酷である。まず、元々同じ国の人間たちを中学生の少年少女たちが殺さなくてはならないというところから救いは既にない。中学生という多感な時期に命運がかかっているということで、より痛ましく悲劇的に、しかし同時に非現実的にも映ってしまうのではないかと考えている。軽い気持ちで読むと痛い目を見ることになると思うので、ある程度心して読むのがいいかもしれない。悲劇性ゆえに、この作品は保たれていると言ってもいいのではないかと思う。ただ、主人公の性格がどうもはっきりしないので、若干鬱陶しく思うことも。あと、構成の部分でも触れたが、個人的には「新世紀エヴァンゲリオン」。それに加えて、秋山瑞人著『イリヤの空、UFOの夏』が思い出される。
 「面白い」と評するような作品ではないが、ここ最近の私の読書の中ではかなり読ませるものであった。

テーマ : ライトノベル
ジャンル : 小説・文学

100HIT達成&購入履歴

 今更ですが、このサイトも100HITを達成しました。これも見てくださっている皆さんのおかげです。今後ともよろしくお願い致します。
 まだよくわかっていないことのほうが多いので、色々と至らない点があると思いますが。


 25日のお買い物
・ベン・トー 7 真・和風ロールキャベツ弁当280円 (ベン・トーシリーズ) (集英社スーパーダッシュ文庫 あ 9-10)
・この中に1人、妹がいる!3 (MF文庫J)

 『ベン・トー』シリーズはついにアニメ化が決定しました。『この中に1人、妹がいる!3』はあらすじ及び帯が某少佐殿をパロってます。また、角川書店のライトノベル雑誌「ザ・スニーカー」が休刊になるとは寂しくなります。

織田信奈の野望4

織田信奈の野望 4 (GA文庫)織田信奈の野望 4 (GA文庫)
(2010/09/15)
著:春日 みかげ
イラスト:みやま零
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総合評価:A´
1巻参照

 もう、最高ですよ。熱いよ。萌え×燃え、ここに極まれりって感じです。
 前回の引き、撤退戦「金ヶ崎の退き口」の続きから比叡山の焼討ちまでを中心に描かれた。登場人物が増えていくごとに、キャラクターが忘れ去られるということがあるが、今なおそれぞれの魅力は十分に伝わってきている。この作品の魅力の一番の理由はやはりキャラクターといえるのではないだろうか。信奈はデレてきてるし(漫才は相変わらず)、勝家は巨乳でバカだし、丹羽さんは別の側面が見えたし、光秀は憎ったらしくも可愛いし、半兵衛ちゃんは癒しのロリキャラだし、犬千代は……今回出番少なかったな、五右衛門もだったけど幼女が噛むのは素晴らしい、ねねはここで良い見せ場が出来た、久秀はちと怖いな、元康は今回良いキャラだったな、義元は相変わらずいいキャラしている(一番楽しいわ)、フロイスは爆乳だし、長政はもう完全にデレまくっている、姫巫女さまはその舌足らずでも聡明なキャラでいい、政宗は完璧痛い子だよ。道三はデレたお父さんポジション、半蔵は冷酷ながら仲間にしておくにはいいキャラ、麻呂は完全に悪役だけどどこか憎めないキャラ、強敵の朝倉義景がついに姿を表し中ボス的なオーラをはなっいている(さて、どう料理されるかが見所になるだろうな)、土御門?うーん、尾張の名もない足軽衆は盛り立て役として素晴らしい(薩摩流れのキャラは島津氏登場フラグか?)。そして、我らが大将相良良晴は、男見せます。現代から飛ばされ楽しくも戦国時代を生き抜いているわけではなく、心情がつい明かされた。おっぱいに対する愛も凄まじいが。着いていくぜ、大将。
 あと、この作品は史実を基にしながらも、適度なフィクションとしても嘘を絡めてラノベとして素晴らしい作品になっているのだろう。とんでもな異説も上手く利用していて、作者が歴史に精通しているがよくわかる。始めは学研の漫画みたいな話だったものの、もう本当に良い作品となってくれた。
 しかし、相良の存在によって歴史は確実に変化しているとはいえ、浅井長政は信奈との対決を決めた。このまま小谷城の戦いは起こってしまうのか。悲劇はラノベとはいえ、避けられない部分も出てくるだろうしな。そうすると、お市こと信澄は勝家の嫁になってしまうのか(笑)。そして、信玄の上洛がついに開始された。戦国最強の武将が動いたわけだが、史実だと急死するんんだよな。でも、展開としては戦ってほしいな。そうすると、道三は散ってしまうのか。でも、山本勘助が何か危ないキャラになっているなぁ(笑)。政宗も早くも動き出そうだし。そして、斎藤義龍は再び登場してくるのか?
 とにかく、これからも目が離せない作品である。



織田信奈の野望
織田信奈の野望2
織田信奈の野望3
織田信奈の野望5

織田信奈の野望3

織田信奈の野望 3 (GA文庫)織田信奈の野望 3 (GA文庫)
(2010/05/15)
著:春日 みかげ
イラスト:みやま零
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総合評価:B
1巻参照

 織田信奈上洛から京や堺での出来事を扱った巻になります。
 明智十兵衛光秀を伴い、信奈がついに京に上洛を果たす。京で今川義元の将軍宣下をやまと御所から得るべく堺での資金調達をしたり、そのために良晴と光秀が創作たこ焼き勝負をしたり、ルイス=フロイスや伊達政宗との出会い、下克上の代名詞こと松永久秀が登場し清水寺で戦いが始まったりと内容は盛りだくさんである。史実とはまた異なる「やまと御所」や「姫巫女」なる存在が登場。きちんと理由付けがなされているので、良いと思う。織田を排除したい存在として愉快な公家の近衛前久が登場している。十兵衛は腹黒と見せかけて意外に単純な子で、良晴のことを「相良先輩」や「サル人間」などと呼ぶなど、かなり豊かなキャラ。中々楽しめます。また、前回どうもいけ好かなかった浅井長政の真の姿も明らかに。堺では南蛮寺に金髪碧眼で巨乳という何ともという姿の宣教師ルイス=フロイスとデウスの教えにすっかりはまった中二病童女の伊達政宗が登場。それに加えて、曲直瀬道三や会合衆の今井宗久、津田宗及なども登場。このシリーズ、毎巻新キャラがかなり登場してくるものの、それぞれキャラクターが立っているため、非常に読みやすい。そこが強みだと考える。たこ焼きはこの時代にはなかったわけだが、楽しく展開しているからこれはこれで思わせてくれる。松永久秀はこれまた独特なキャラとして描かれています。松永久秀との交戦の中で良晴が光秀に対する態度などが良いです。今巻はそこまで熱いシーンはないものの、安定した面白さを供給してくれる。
 最後の展開が「金ヶ崎の退き口」と風雲急を告げているので、今後に期待したいところである。



織田信奈の野望
織田信奈の野望2
織田信奈の野望4
織田信奈の野望5

蒼穹のカルマ7

蒼穹のカルマ7 (富士見ファンタジア文庫)蒼穹のカルマ7 (富士見ファンタジア文庫)
(2011/02/19)
著:橘 公司
イラスト:森沢 晴行
商品詳細を見る


総合評価:B´
1巻参照(そのうち、補完する予定です)

 毎度のことながら、今回も読者の斜め上をいってくれました。今回は槙奈が大健闘?
 前巻の槙奈の盟術によって、記憶喪失になってしまった駆真。記憶を取り戻すため、神器ヴェクサシオンの力を借りることになったのだが、槙奈に提示したヴェクサシオンの使用条件(嫌がらせ)は中学時代に書いていた中二病小説『ダークパラディン伝説』を十万人に読ませることだった。そこから鳶一槙奈、苦難の作家の日々が始まった。もうこの時点で笑いが止まりません。音音に脅され、編集者に中学生当時の痛い感性の小説を読まれ、真面目に改訂箇所を指摘されていく。さらに、ヴェクサシオンの嫌がらせによりほとんど改訂できず、出版されてからネットの評価に踊らされる。涙なしには読めませんよ(笑)。この辺の件は最近世間を騒がせたあの小説の状況をパロっているようにも思えます。一方、記憶を失った駆真は赤ちゃん生活を送っていた。人間、この頃が一番素直ってことなんでしょうかね。「――おっぱいを頼む」は、名言ではないでしょうか。そんな中、リサは虎視眈々と駆真を狙っていたのであった。
 構成は、槙奈・在沙・その他とそれぞれの状況が混ざり合って章が構成されているので、盛り上がるところで視点変更があるので少々微妙。また、そのためもう少し個別の状況を描いてほしかったとも思える。特に槙奈。ただ、キャラクターたちは巻ごとに増え、より一層愉快ですけど。あと、三谷原の秘密が明らかになります。前回の引きが『蒼穹のカルマ』シリーズとしては後味がイマイチ良くなかったわけですが、今回はキレイに終わらせてあります。
 次は何やら初心に戻った?騒動が巻き起こりそうです。その前に来月、作者がこれまた似たような新シリーズを始めるようですね。

テーマ : ライトノベル
ジャンル : 小説・文学

織田信奈の野望2

織田信奈の野望 2 (GA文庫)織田信奈の野望 2 (GA文庫)
(2010/02/15)
著:春日 みかげ
イラスト:みやま零
商品詳細を見る


総合評価:B
1巻参照

浅井長政との同盟のための政略結婚から稲葉山城の戦いまでが描かれた。墨俣一夜城は秀吉出世の機会となる有名な話ながらもやはり熱い。
 今回は新キャラに、織田家を虎視眈々と狙う美青年の浅井長政と軍師にして陰陽少女の竹中半兵衛が登場。長政は置いておくとして、いじめられっ子な半兵衛ちゃんは可愛いですね。まぁ、全体的にキャラクターは生き生きしているので非常に楽しいのですが。浅井・織田と竹中半兵衛引き抜き合戦が行なわれたりと愉快に展開します。この巻である意味印象的なのは「糞だんご」でしょうかね。また、ここで世界観にゲームのような式神たちを使役する陰陽術が登場した。ラノベの世界観らしくはある。別段、世界観を歪めていたりしているわけではないので、これはこれでよいと思うが。そして、斉藤義龍の居城を攻略するべく、良晴はゲームの知識を頼りに墨俣一夜城を建てる。五右衛門と川並衆が大活躍。最後の展開は非常にキレイにまとめていると思います。あと、「今川義元は今?」も見逃せませんね。
 お市や明智光秀も登場してきて、ますます熱く楽しくなりそうな展開がいいです。



織田信奈の野望
織田信奈の野望3
織田信奈の野望4
織田信奈の野望5

アクセル・ワールド7 ―災禍の鎧―

アクセル・ワールド〈7〉災禍の鎧 (電撃文庫)アクセル・ワールド〈7〉災禍の鎧 (電撃文庫)
(2011/02/10)
著:川原 礫
イラスト:HIMA
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総合評価:A
1巻参照(そのうち、アップ予定)

 また……また、「つづく」なのかぁー!!
 前回の《アーダー・メイデン救出作戦》のハプニングにより《帝城》内へと侵入してしまったシルバー・クロウとアーダー・メイデン。そこでハルユキが見る《夢》。それは《災禍の鎧》―クロム・ディザスター―誕生の秘密であった。加速世界の黎明期、《サフラン・ブロッサム》と《クロム・ファルコン》の純粋な願いに襲い掛かった悲劇と結末。さらに、《帝城》の最奥部でハルユキたちが出会った謎の若侍型アバター、《トリリード・テトラオキサイド》。加速世界で急速に拡大しつつある《ISSキット》と悩み葛藤するタクム。
 構成からいえば、おそらく中巻にあたるわけだが、引き際が相変わらず上手い。そして、熱い。面白い。黎明期から加速世界に関わっている《ブラック・バイス》とは、そして加速研究会とは何のかという謎がより深まってきました。同時に災禍の鎧、つまり《七の神器》の《ザ・ディスティニー》であったという秘密もついに解き明かされた。しかし、今回の最後に繋がる伏線が4巻にあったとは。今回新登場の《トリリード・テトラオキサイド》は話の流れからして、おそらく《PK》に関わっているのだろうな。最後のハルユキとタクムの対決には胸を熱くせざるを得ない。タクムへの全ての思いを込めて叫ぶタクム活躍はしたけれど、こんな役とは不遇な子だな。一方で、黒雪姫のデレデレっぷりはもう……。《四神》の《スザク》はやはりアフリカオオコノハズクの《ホウ》に思える。アッシュ・ローラーがいないせいで、若干寂しい。
 次巻が初秋だなんて……長い、長すぎる。この気持ちを一体どうすればいいんだ。



アクセル・ワールド6 ―浄火の神子―

テーマ : ライトノベル
ジャンル : 小説・文学

織田信奈の野望

織田信奈の野望 (GA文庫)織田信奈の野望 (GA文庫)
(2009/08/15)
著:春日 みかげ
イラスト:みやま零
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総合評価:B
キャラクター:A´
構成:B
世界観:B
文体:B
内容:A´

 織田信長ことこの作品では「織田信奈」を扱った王道戦国ラブコメ。非常に熱く面白い。オススメ。
 キャラクターは、魅力的。最近見かける美少女化した戦国武将がほとんどとはいえ。キャラクター的な厚みがしっかりしている。主人公はお約束的に何故か戦国時代に飛ばされた高校生の相良良晴。戦場で木下藤吉郎に助けられ、彼の代わりに一国一城モテモテハーレムの夢を次いで自慢の戦国ゲームの知識を活かし織田家に仕官。一同からサルと呼ばれる。女好きながら一途で一生懸命なバカ。非常に主人公として親しみやすいキャラクターとして作れていると考える。ヒロインは織田信奈。基本的な性格は、他の各武将たちと同じく元の武将たちに少女性を加えたものである。信奈は、信長の性格、第六天魔王的な側面を持ちながらも、ひたすら夢に一途。そこにうぶで臆病な少女の顔が見え隠れしており、魅力的です。サブキャラたちも非常に豊か。バカで巨乳な武闘派の六こと柴田勝家。主人公を助けてくれる少女の前田犬千代。三十文字以上喋ると噛む幼女忍者の蜂須賀五右衛門(子分の川並衆が愉快)。幼女のねね。お姉さんキャラで点数をつける万千代こと丹羽長秀。お気楽な今川義元。たぬき娘の松平元康。などなど。どれも親しみやすく愉快に魅力的に描かれている。他にも史実的には織田家家臣はいるが、これ以上増やさないのは賢明だろう。
 構成は、主人公の良晴が登場し、織田家への仕官、戦国時代の日々、織田家お家騒動、桶狭間の戦いで終わる。至ってシンプル。それにして王道。しっかり物語もツボも押さえているので良い。伏線の張り方や盛り上げ方も上手い。
 世界観は、基本的に戦国時代に準拠。信奈が名古屋コーチンのてばさきを齧っていたり、ブラジャーしていたり、その他時代考証的におかしい部分もあるのですが、そこはラノベ的愛嬌で流しましょう。そもそもほとんどの武将が少女化しているという世界観ので。ただ、著者が戦国時代に精通しているのは文章から窺える。なので、世界観は史実と創作ならでは配合が上手い。
 文体は、良い。ラブコメ調で軽く展開させている部分が多いが、戦国時代の解説やシリアスなシーン、心情描写においてはきっちり対応させ書かれているので安心のクオリティである。
 内容は、端的に言えば、戦国ラブコメ。ただ、魅力はかなり凝縮されている。ラノベ的な軽さも十分に持ち合わせながらも、展開は熱く上手くしている。織田家のお家騒動は史実通りならば悲劇だが、上手く平和的に回避させている。コメディもシリアスもサービスシーンも上手に配合されている。織田信長ものの王道とはいえ、ここまで楽しく読み進められるのは中々のものである。王道ならではの良さというのも存在するのも事実。また、みかげ零さんのイラストがいいです。
 主人公の良晴が本能寺の変の悲劇を如何に避け、天下布武を為せるのか注目していきたい。



織田信奈の野望2
織田信奈の野望3
織田信奈の野望4
織田信奈の野望5
プロフィール

助六

Author:助六
 主にラノベをマイペースに読んでいる人。買う量の自粛が出来てないので、かなりの速度で積読増加中。
 未熟者なので試行錯誤しながら、運営してますのでどうぞよろしくお願いします。
 TwitterID:「mokusimo

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