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絶深海のソラリス

絶深海のソラリス (MF文庫J)絶深海のソラリス (MF文庫J)
(2014/03/22)
著:らきるち
イラスト:あさぎり
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総合評価:A´
キャラクター:B
世界観:A´
構成:A´
文体:B



 深海をテーマにした本格的パニックノベル! 

 “水使い”それは22世紀の人類が生み出した“深海踏破の異能”―。山城ミナトは水使いの訓練生を指導する教官として、母校であるアカデミーに帰ってきた。そんな彼の教え子は二人。落ちこぼれでもマイペースな幼馴染の星野ナツカと、性格に難はあるが水使いとして至宝の才能を生まれ持つクロエ=ナイトレイ。時には反発を見せながらも前に進もうとする彼女たちを見て、ミナトは教官であることに楽しみを感じ始めていた。しかし、深海に沈む都市に“S.O.S”が鳴り響いた時―平和だったミナトの日常は終わりを告げる。“深海”ד絶望”戦慄の本格パニックノベルが登場。―この“結末”を、僕達はまだ、知らない。

 今年度私が読んだ中では、もっとも面白い作品でした。非常にオススメです。
 深海をテーマにしたライトノベル作品は初なのではないでしょうか? その点は非常に目新しいものでしたね。
 正直、読む前はイマイチ乗り気ではなかったのですが、50ページから引き込まれ、150ページから止まらなくなり、最後にはこの結末から目を逸らすことが出来なくなっていました。
 150ページまでは学園ラブコメをしっかり展開してくれています。その間に、ヒロインの二人について読者の好感度が上がり、心がウキウキしてきます。が、そこからはきっちりパニックノベルとして深海の施設を脱出すべく絶望が始まります。その構成が「憎い!」と思いましたね。キャラクターたちにここまで感情移入させておいて、と。

 キャラクターは、メインヒロインの二人がとにかく可愛いですね。属性は幼なじみとツンデレながら。個人的には、テンプレツンデレのクロエちゃんが大好きでした。幼なじみのナツカは何故か花澤ボイスで私の脳内再生されていました。アイシュワリン先生も好きですね。ただ、登場が遅いミシェルのキャラがイマイチ把握できなかったのが残念でした。あと、主人公たちが遭遇する敵キャラクターたち(アンダー)も様々な能力を与えられていて魅力的ですね。
 読み進めていく上で、主人公の性格が普通なのが感情移入しやすい点だと考えます。頭が良いという設定ですが、嫌みったらしくなく、慌てる時には慌てる。スケベ心を持ち合わせている。また、主人公の水使いとしての能力がよく出来た脳内演算なので、そこまで優れているわけではない(特に戦力的な意味で)というのもこの要因の一つだと思いますね。

 展開自体は、「プレデター」や「エイリアン」、「バイオハザード」などのように王道です。なので、そこまで目新しいことは展開されていませんかねぇ。情け容赦なく「絶望」の嵐が吹き荒れます。ライトノベルながら、その点はライトではなかったですね。それを了解しているのならば、存分に絶望してもらえるかと思います。最後はやはり心にくるものがありました。

 で、作品内に様々な伏線が張られているわけですが、続刊はいつでしょうかね! ここは期待させてもらいます。
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僕は友達が少ない⑤

僕は友達が少ない (5) (MF文庫J)僕は友達が少ない (5) (MF文庫J)
(2010/11/20)
著:平坂 読
イラスト:ブリキ
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総合評価:B

 今回もやってくれました。
 隣人部のメンバーでの遊園地に、あらすじにあるような1巻への原点回帰となる2学期の開始の話だった。
 遊園地の前半は、非常に残念な隣人部部員たちが暴れまわる。楽しいなぁ。しかし、完全な小鷹ハーレムじゃねえか(笑)。星奈が小鳩を妹にしようとする姿は非常に残念で、小鳩がそれを拒否するのは可愛いなぁ。これは肉の残念さがよく現れていて好きだな。ジェットコースターのブラックドラゴンの特殊構成は平坂先生なりの新しい試みかな(個人的にはハルヒを思い出させるのだが)。ゲロの話も原点を思い起こさせるし、平坂読先生ならではだよな、こんなこと普通できねぇもん。そして、遊園地の後半。驚愕の(?)真実発覚! 幸村はやっぱり女の子でした。うん、確かに急に可愛くみてくるから不思議だ。それが明らかになる部分って多分、GA文庫の本田透著『ボクの紫苑』のネタじゃないですかね? 夜空がその次の幸村の執事服の話(『まよチキ!』のネタあり)を含めて、残念すぎる。で、マリアは可愛い、と。2学期編はまさに原点回帰で、初期メンバーに今のメンバーが加わったらという感じだな。乙女ゲーの話はギャルゲーを想起させ、夜空の残念さとここで正ヒロインの可愛さを出したと言えよう。しかし、次のタイムマシンの話と合わせて、理科の扱いが超ぞんざいすぎる。でも、個人的には理科は金髪とかに染めるんじゃなくて、今回の表紙を飾っているような感じのほうが好きだな。巻末では、ついに小鷹と夜空の過去が皆に暴露。どうなるやらって気がしないのは、前回の引きで星奈と夜空の全面戦争が幕を開けるのかと思いきや、冒頭であっさり流されたからだろうな。でも、それがすごくはがないらしくて、良いだよな。
 非常に安定した面白さを提供してくれているので、これからも頑張ってほしいですね。

星刻の竜騎士Ⅴ

星刻の竜騎士 Ⅴ (MF文庫J)星刻の竜騎士 Ⅴ (MF文庫J)
(2011/07/22)
著:瑞智 士記
イラスト:〆鯖コハダ
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総合評価:B´

 第一部、完。

 エーコ覚醒事件から約二週間、事情聴取から何とか解放され、学院に戻ったアッシュたち。学院は夏休み直前で終業式を迎えていたが、突如ヴェロニカの命令により第二王女のミラベルが学院長として赴任してきた。夏休みは学院に残るアッシュとエーコだったが、とある事件によりシルヴィアの部屋に同居することに。

 前回の覚醒事件により、エーコが驚くほどデレた印象。シルヴィアは安定のデレっぷりです。他のレベッカやルッカたちは夏休みのため帰省してしまい、ほぼ出番なし。前回の引きにより何か進展あるかと思われたアーニャに至っては出番なし(巻末イラストでは登場していますが)。完全にエーコとシルヴィアに絞った形でラブバトルが展開した。前回はシルヴィアの一歩リードかと思ったものの、覚醒事件からアッシュがかなりエーコに惹かれている感じがしますねぇ。あと、随分文章が一部魅惑的になってきているようにも。シルヴィアの女教師ヴァージョンにはぐっと来ましたかね。あと、コゼットさんはいい人だなぁ。
 新キャラのミラベルはまだ登場したばかりという感じでクールキャラということ以外はまだ何とも。まぁ、明らかに裏があるキャラですけど。マザー・ドラゴンもついに登場しました。幾つかの伏線を残して。

 なんと言っても今回の見所はアッシュとシルヴィアの7歳のときの〈オーフェンの儀〉の秘密がようやく解かれたことでしょう。そして、今回も安定の触手。もう触手なくしては、この作品は語れなくなっているようにも思いますね。安定して、読みやすく好きなシリーズです。
 最後の展開からいって、姫様たちの恋模様には注目せざるをえないでしょうね。では、次回のレベッカ会長の活躍を期待しておきます。

しゅらばら!2

しゅらばら! 2 (MF文庫J)しゅらばら! 2 (MF文庫J)
(2011/07/22)
著:岸杯也
イラスト:プリンプリン
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総合評価:B´
1巻参照

 本格的な修羅場到来の予感!

 「ニセ恋人3人の彼氏を演じ続ける」という厄介な悩みを抱える高校生の八木本一大は、ちょっとHな深夜アニメのヒロイン役が決まったというニセ恋人の星川早乙女から「えっち本が欲しい」とお願いをされる。女の子の頼みを断れない一大は、彼女のためにエロ本を買いに行くことに……。それが波乱の幕開けとなるのだった。

 今回は攻めの姿勢でした。ラブコメ方面でも、エロ方面でも、修羅場方面でも。なので、良かったと思います。
 今回も前回同様3人のヒロインにそれぞれスポットライトが当たる形に。ただ今回は早乙女が一歩リードする形になったので、鷹奈があまり目立たなかった印象。内容は、早乙女の演技のためのエロ本購入から始まる一連の騒動でした。嬉し恥ずかしのシュチュエーションの連続です。本物の恋人ではない、あくまでも「ニセ」という設定にニヤニヤさせてもらえました。そこが今回絶妙に効いてましたね。また、真愛と鷹奈の設定が今回は鳴りを潜めていたのが良かったのではと思いましたけど。あと、志束おばさんは本当に良いキャラしてます。
 あと、担当のKさんの情熱には敬意を表しますね。プリンプリンさんによる真愛の白スクのカラー口絵はやっぱり映えました。そして、エロ本の名前も同じく。
 最後の展開により甘い修羅場ではなく、本格的な修羅場が到来しそうな予感。これは次巻どのように展開してくれるのか注目です。そして、真愛さんがヤンデレ覚醒してくれないかなぁ。最後のイラストの真愛さんにはゾクリときたので。

 次、どのように転ぶかが本当に注目です。個人的には是非修羅場って欲しいところです。

しゅらばら!

しゅらばら! (MF文庫J)しゅらばら! (MF文庫J)
(2011/04/25)
著:岸 杯也
イラスト:プリンプリン
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総合評価:C
キャラクター:C
構成:C
世界観:C
文体:C
内容:B´

 非常にラノベとして、王道的なラブコメであった。

 『女の子に嫌われたくない』という一心から「みんなのいい人」を演じ続けてきた男子高校生の八木本一大は、女の子たちからは「いい人」の烙印を押されてしまう。そんな彼に春が来たのか? クラスメイト・バイトの同僚・幼なじみの三人の女の子からの告白、しかしそれは『ニセ』彼氏のお願いだった。

 キャラクターは、今までとは少し見方を変えた主人公とそれぞれタイプの違う三人のヒロインたち。まさにギャルゲーという感じもしますが。
 主人公の八木本一大は、本来立ち位置としては女の子や街の情報を持っているけどモテない「主人公の親友A」にいるタイプである。この作品の場合は、女の子に紳士的に振る舞いすぎ、恋のキューピッド役を引き受けすぎたがゆえにという設定になっている。主人公の思考としては、男子高校生の平均的なモノで、ラブコメの定番なタイプかと。ヒロインは、ボクっ娘クラスメイト・清純派お嬢様・武闘派幼なじみと基本系を揃えた形になっている。ボクっ娘クラスメイトの星川早乙女は、声優として活動し演技の幅を広げるために主人公に迫る。ヒロインの中では一番普通かもしれないが、圧倒的正ヒロインオーラを放っています。しかし、メガネっ娘属性が一瞬にして終了した。清純派お嬢様の天弓院真愛は、一大のバイト先のメイド喫茶『スウィート・ドロップ』の後輩。天然系で黒髪のお嬢様、良い。機械音痴だが、機械が壊れるってもう機械音痴の領域を超えているような。武闘派幼なじみの氷魚鷹奈は、ラブコメの定番お隣の家の一番近い異性。お嬢様学校の聖穹女学院に通い、氷魚滅神流の跡取りで世界最強のジャージ娘。このラブコメにおいて、そこまで最強にする必要があったのだろうか、と思ったり。それぞれに事情を抱えている。
 あとは、一大が仲を取り持ったクラスメイトのミキ。メイド喫茶『スウィート・ドロップ』の店長大船朋。真愛の保護者の天弓院志束(地味に良いキャラしていると思う)。鷹奈を心から慕う後輩の羊飼桃乃などがいる。

 構成は、標準的。ヒロイン3人に対して2回のメインが基本となっている。学校・バイト先・自宅とそれぞれの場所で分けられているために出来る内容となってました。あとは、私好みなガールズトークとラブコメとして妥当な落としどころで構成。

 世界観は、それなりに現実に即したもの。「クラスで地味なあの娘が実は……」やただし、真愛の機械音痴や鷹奈の熊殺しなんかはラブコメとしてはよく見られたものの、この作品においてはそこまで過剰にやる必要はなかったのではなかったかと。まぁ、物語の展開にちゃんと組み込まれているからいいのかもしれないが。個人的にはそこが一番気になった。学校での主人公の「いい人」立ち位置などは良いと思う。何だかんだで学校シーンが一番うまく描写されていると思う。

 文体は、普通。特に気になることもなく。

 内容は、ラブコメとしては定番という感じになっていた。学校・バイト先・自宅の三箇所で『ニセ』彼女が出来て主人公があたふたするお話。最初の早乙女との出会いシーンが私としてはお気に入りですかね。イチャイチャ恋人プレイやデート、お風呂での裸目撃などなどラブコメイベントをそれぞれこなしていくものの、当然のことながらヒロインたちの予定がトリプルブッキングして……、となります。本当に定番ですね。ただ、最後はキレイにまとめていたと思います。ただ、それゆえに世界観で気になる部分を除けば普通という感じが拭えないのが残念ですかね。

お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ③

お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ 3 (MF文庫J)お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ 3 (MF文庫J)
(2011/06/23)
著:鈴木大輔
イラスト:閏月戈
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総合評価:C
1巻参照


 生徒会メンバーとのオンボロ寮での共同生活が開始編。

 物語としては、生徒会メンバーが寮に引っ越してきて、皆で掃除し、雑談し、お風呂に浸かるというもの(物事を書くだけなら随分呆気ないですが)。これに、いつも通り秋子・アナスタシア・会長・銀兵衛の個別パートがある。

 今巻は、特に銀兵衛にスポットライトが当たる形に。いやまぁ、照れた銀兵衛や秋人との付き合いの長さを窺わせる話が挿入されていて、可愛いと思いますね。勿論、他のヒロインたちも相変わらずの個性を存分に雑談で発揮していますが。前巻で超ブラコンと超シスコンであると分ったものの、表面上は特段変わってはいなかったです。
 しかし、ワンパターン化してきていて、少々退屈になってきたかも。妹が皆から虐められている感じは好きですけど。

 最後で、これまた上手く引いていると思いますね。

まよチキ!3

まよチキ! 3 (MF文庫J)まよチキ! 3 (MF文庫J)
(2010/04/21)
著:あさのハジメ
イラスト:菊池政治
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総合評価:C
1巻参照

 新キャラ登場の学園祭編。
 朝、近次郎は登校途中バイクに乗った女の子、宇佐美マサムネとぶつかる。彼女はスバル様ファンクラブ『S4』の会員らしいが、突如近次郎に付き合うように迫ってきた。学園祭にスバル様のファンクラブの二大勢力が雌雄を決するための切り札らしいのだが。

 新キャラ、ツンデレ一般庶民の「性悪ウサギ」こと宇佐美マサムネが登場。今回ヴィジュアルはないものの、メガネっ娘のヘンタイ、鳴海ナクルも登場。マサムネはテンプレートなキャラですね。最後に一癖あったわけですが(そこが『文学少女』シリーズの“彼女”を髣髴とさせられました)。しかし、ツインテールというとツンデレの代名詞になっているように感じますね。ナクルは次巻に活躍を見せてくれるのでしょう。また、スバルがどんどん可愛くなっていると思いますね。ジローに対して、全力でぶつかっていっているところなどが特に。本文やイラストを参照するに、コスプレのチャイナドレスで女の子とバレると思うんですがね。特に女子はそこら辺には敏感だと思っているので。まぁ、そこを突っ込んだら、物語が終わってしまうわけですが。

 最後が少々物語としては一気に重苦しくなりすぎているような気がしている以外は、ラブコメの定番だったと思います。黒瀬ヤマトの特攻とスバル様ファンクラブ『S4』と『スバル様を温かい目で見守る会』の対決には笑わせてもらいました。ただ、せっかくの学園祭の様子があまり描写されていなかったのが、残念だったとは思いましたが。

 あと、文体が1巻の頃と比べて、より読みやすくなってますね。なので、スラスラ読めて面白いと思います。
 次巻の夏休み編に期待します。

まよチキ!2

まよチキ!〈2〉 (MF文庫J)まよチキ!2 (MF文庫J)
(2010/01)
著:あさの ハジメ
イラスト:菊池政治
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総合評価:C
1巻参照

 ラブコメの常道を行ってますね。
ゴールデンウィークの後半。紅羽が手芸部の合宿でいない坂町家にスバルが家出してきて、近次郎の執事と言う。さらに、お嬢様の涼月奏まで家出して転がり込んできて、なぜか使用人の座を賭けて勝負することに。

 今回は舞台がほぼ坂町家のみで展開。なので、キャラクターが前回に比べて、より深められたのではないかと。また、ラブコメお約束の展開を次々と繰り出してきましたね。しかし、最後の展開はスバルの説得にしても仲直りにしてもちと強引だったのではないかと思うのですが。
 上手く引いているので、次巻に期待します。

まよチキ!

まよチキ! (MF文庫J)まよチキ! (MF文庫J)
(2009/11/21)
著:あさの ハジメ
イラスト:菊池政治
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総合評価:C
キャラクター:C
構成:C
世界観:C
文体:C
内容:C

 第5回MF文庫Jライトノベル新人賞最優秀賞『迷える執事とチキンな俺と』より改題。王道的な作品といえた。
 女性恐怖症の主人公、坂町近次郎はとある事情により学園の王子様にして涼月奏の執事である近衛スバルの秘密、女の子であることを知ってしまう。スバルによって秘密を「記憶消去」されそうになるが、奏によって止められ、スバルの秘密を守るかわりに、近次郎の女性恐怖症を治すという共犯関係に。さらに、近次郎の妹、紅羽も関わってくる。

 キャラクターは、基本に忠実。チキンで女性恐怖症な主人公、坂町近次郎。女装執事の近衛スバル。腹黒お嬢様の涼月奏。兄とプロレスが好きな妹の坂町紅羽、主人公の親友の黒瀬ヤマト、スバルの父親の近衛流。キャラクターに今一歩抜きん出た特徴がないのと掘り込みが少なめなのが惜しいところである。今後の成長に期待。しかし、ラノベにおいて親が直接的に絡んでくる場合は非常にネタになりますね。あと、個人的には主人公が長男なのに「近次郎」というのが気になります。父親から名前貰っているのだとは思いますが。

 構成は、ほぼ王道。もうちょっと途中を説明して欲しいという場面も少しあった。まぁ、展開としては妥当。落としどころとしても妥当であったと考える。しかし、主人公が主人公としてあんまり活躍していない気がするんですが。

 世界観は、ラノベ的。主人公・家庭状況・学園での状況など、まさに定番だと感じますね。しかし、特に浪嵐学園についての説明がほとんどないので、学園についての説明がもう少し欲しかったところ。全体的に背景の説明が結構軽めなことも特徴だといえるかもしれない。

 文体は、普通。時たまに突っかかるところもあるものの、特に問題なく読める。

 内容は、ラブコメとして非常に王道的かと。まったく奇を衒っていませんね。なぜか主人公に秘密がバレてしまって、ラブコメ的展開に。まさに王道。そこが良いとも言えるんですが、もう少し捻ってるなりしても良かったのではないかと個人的には思ってしまいますね(これは見解がはっきり分かれるところだとは思いますが)。加えて、スバルはもうちょっとはっきりとデレても良かったんじゃないかと個人的には思いましたが。あと、最後のイラストが近衛スバルではなく、涼月奏なんですね。
 今後に期待という感じですかね。

IS〈インフィニット・ストラトス〉③

IS〈インフィニット・ストラトス〉 3 (MF文庫J ゆ 1-3)IS〈インフィニット・ストラトス〉 3 (MF文庫J ゆ 1-3)
(2009/12/22)
著:弓弦 イズル
イラスト:okiura
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総合評価:C
1巻参照

 ここまでくるとある意味安心な内容となっていた。

 シャルロットとラウラともすっかり打ち解け、夏の臨海学校が迫ってきた。水着選びには余念がなく、一夏を巡るヒロインたちの恋のバトルもますます激しくなる。そして、夏の浜辺でそれぞれが積極的に一夏にアプローチを試みる。と、IS開発者にして天才科学者の篠ノ之束が、箒専用機『紅椿』を携え突如現れる。そんな中、軍用IS『銀の福音』の暴走事故が勃発し、一夏たちが事態の処理に向かうことに。

 内容は、上記のあらすじ通り。前半が一夏を巡るヒロインたちの攻防戦を描いたラブコメ。後半が『銀の福音』暴走事故によるバトル、である。特に捻りもなく、定番の安心展開。
 キャラクターについては、シャルロットとラウラの可愛さが抜きん出ている感じがしますね。セシリアの出番が若干多いとはいえ、噛ませ犬感が拭えないのは何故だろう。そして、一夏のシスコンは中々のものですな。今回正式登場となった篠ノ之束はこれまた強烈なキャラである。しかし、キャラクターについては、それぞれ魅力が出ていて良いと思います。
 世界観については、もうツッコまないほうが無難と判断しました。
 文体は、随分普通の小説のように読みやすくなっている。時系列もわかりやすくなっているし。しかし、ラブコメのお約束、主人公は鈍感であるのは別に良いのだが、その鈍感さの表現があまり上手くないのだと思われる。だから、個人的にしっくりとこないのかもしれない。

 ヒロインたちのラブコメ具合を楽しむのが一番だと思いました。




IS〈インフィニット・ストラトス〉
IS〈インフィニット・ストラトス〉②
プロフィール

助六

Author:助六
 主にラノベをマイペースに読んでいる人。買う量の自粛が出来てないので、かなりの速度で積読増加中。
 未熟者なので試行錯誤しながら、運営してますのでどうぞよろしくお願いします。
 TwitterID:「mokusimo

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