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おんせん部!

おんせん部! (このライトノベルがすごい! 文庫)おんせん部! (このライトノベルがすごい! 文庫)
(2013/06/10)
著:河里 一伸
イラスト:しまちよ
商品詳細を見る



総合評価:B´
キャラクター:C
構成:B´
世界観:B
文体:B´
内容:B´



 女湯は男のロマン!

 「一緒におんせん部に入ろう!」幼馴染の少女・原田由香から、おんせん部に誘われた主人公・高宮健吾。中学の頃に野球で痛めた腰を湯治により癒したことのある健吾は、入部を快諾する。しかし、おんせん部は女湯への到達を目指す男子と、それを阻止する女子による競技「温戦」に青春を燃やす部活動だった!?

 コンセプトが面白い作品でしたね。多くの作品(バカテスやフルメタなどなど)では、温泉及び合宿回が回ってくれば男子側が命がけの覗きを行うというのがお決まりとなっています(または、入ったら実は女湯or男湯パターン)。それをピックアップして、温泉地を舞台に女湯覗き権をかけた合法的な競技――温戦――を行うというものですね。
 今回は主人公たちが高崎市にいることから、伊香保温泉・鬼怒川温泉・老神温泉の北関東の三箇所を舞台としています。さらに、実際の地名などを出来る限り採用しているため、主人公たちがどこら辺で戦っているのか、行ったことがある人ならばイメージできるまでしっかり書き込まれているのも特徴ですね。
 温泉地でのバトル「温戦」も設定が練られてあって良かったです。合法的に覗きが出来るとなれば。男としては行かねばなるまい(まぁ、「自然な姿の女子たちを見たいんじゃい」という意見もあろうかとは思いますが)。

 ただ、一方でキャラクター性が弱いとは感じましたね。設定に紙幅を取られてしまっていて、キャラクターの個別エピソードを掘り下げるまで至らなかったかな、という印象です。勿論、ヒロインたちは金髪巨乳お嬢様に、メガネ気弱系実は美少女、クール分析系巨乳女子、幼馴染、スポーツ系女子など隙なく配置されていますし、男子サイドも負けてはいないんですが、キャラクター数が多めなのでその分食われてしまいましたかね。あと、個人的には「いいぞ、もっとやれ!」という感じです。

 あと、意外だったのは河里先生といえばフランス書院で活躍されている方だったので、もっとエロスに這いよっているのかなと思っていたのですが、バトルのほうに比重が置かれていました。なので、お色気シーンは少ないですね。キャラクター及び温戦は今後の展開次第ですかね。あとは、今まで書かれている方なので、安定して読めますね(しかし、『ベン・トー』を想像したのは私だけではないと思います)。

 今後の展開を期待します。
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魔法少女育成計画 episodes

魔法少女育成計画 episodes (このライトノベルがすごい! 文庫)魔法少女育成計画 episodes (このライトノベルがすごい! 文庫)
(2013/04/10)
著:遠藤 浅蜊
イラスト:マルイノ
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総合評価:B
1巻参照



 33人の魔法少女たちの宴。

 『魔法少女育成計画』『魔法少女育成計画restart』で、過酷な死のゲームを繰り広げた魔法少女たちの短編集少女たちのほんわかした日常や、不思議な縁や、やっぱり殺伐とした事件などなど、エピソード山盛り。

 本編では全く活躍がなかったあの子も、死闘を繰り広げたことにより印象があまりよろしくなかったあの子も短編集ということでそれぞれが魅力的なエピソードを与えられていましたね。しかも、33人の魔法少女たち全員に。何かしらで魔法少女たちの生活が連関していた、というのは心をくすぐるものがありますよね。本当に今まで登場した全員が役割を与えられているのは凄かったです。また、大半の魔法少女が今回の短編集により、本名が判明しましたね。

 印象的な短編を幾つか。「ゾンビウェスタン」は、ハードゴア・アリスのスペックの凄まじさを改めて思い返させましたね。しかし、不憫な子やで、ほんまに。「マジカル・デイジー第二十二話」は、ありますよねぇ、こういう風潮は。「チェルナー・クリスマス」、えぇ、チェルナーさん、マジですか! 「トップスピードと遊ぼう」は、本当にトップスピード、良い人だったんだなぁ。「アカネと愉快な魔法少女家族」は、本編では見せ場がなかったアカネの意外な日常生活の様子が。「クランテイルさんの友達」は、シャドウゲールが完全にネタキャラ化しておる……。

 最後のほうのエピソードには次の魔法少女育成計画が発動されそうな伏線が張ってあり、楽しみです。

ドラゴンチーズ・グラタン 竜のレシピと風環の王

ドラゴンチーズ・グラタン (このライトノベルがすごい! 文庫)ドラゴンチーズ・グラタン (このライトノベルがすごい! 文庫)
(2013/02/09)
著:英 アタル
イラスト:児玉酉
商品詳細を見る


総合評価:B´
キャラクター:C
構成:B´
世界観:B
文体:C
内容:B´


 普通に面白かったです。

 ファンタジー×食事・医療でしっかりとした世界観が構築されていたのが一番良かったですね。ライトノベルでファンタジー×料理って結構珍しいと思いますし。単にエルフと記述しなかった点や風環の設定など。マンドラゴラやファンタジーならではの設定を作品内で解釈しているのは良かったです。もう少し、ファンタジーならではの食材を出してもよかったのではないかとは思いましたが。医療についても同じく。

 一方で、キャラクターの魅力不足感は否めなかったですね(前回の『星とハチミツと存在証明』も同様に思いましたが。編集長の隠し玉ですからね)。もう少し過去を掘り下げて、語って欲しかった。せっかくの設定が十分に活かしきれていないように感じました。併せて、文体も少し中途半端になっている感はありました。構成的にも、山場をはっきりさせたほうがより面白くなったのではないかと感じましたし。

 ただ、内容はしっかりしていて、最後には爽やかな気分にさせてくれます。戦闘描写もしっかりしていますし。あと、イラストのドラゴンの赤ちゃんが可愛いかったです。今後の成長に期待ですね。

星とハチミツと存在証明

星とハチミツの存在証明(テスタメント) (このライトノベルがすごい!文庫)星とハチミツの存在証明(テスタメント) (このライトノベルがすごい!文庫)
(2013/01/10)
著:藤八 景
イラスト:よー
商品詳細を見る


総合評価:B´
キャラクター:B´
構成:B´
世界観:B
文体:C
内容:B´



 全体的に惜しい作品でした。

 かつてヒーローである母を失った光世は、ある日異形の襲撃者から救った蜂蜜色の少女の蜜音によって、存在の力“ザイ”をめぐる証明者と修正者の戦いに身を投じていく。
 王道的展開でありながら、熱いストーリーを展開している点は面白くて良かったです。しかし、キャラクターの描写や攻勢、世界観、文体が全体的に惜しいと言わざるえないです。
 せっかくキャラクターたちが良い動きをして熱い感じなんですが、掘り下げが足りず、イマイチ熱くなれないんですよね。特に、ラウンジ・エッジとの戦いや最終決戦のシーンが。三輪や蒼介、シュタイナーマンの過去は欲しかったですね。あと、もう少し日常シーンやサービスシーンは欲しかったです、終始戦っている印象が強いです。存在の力とか展開とか幾つか作品が思い浮かんでしまいましたが、ちょっと設定や用語が飛び出しすぎな気もしました。
 熱い王道ストーリーゆえにもう一歩が欲しかった感じです。

紅炎のアシュカ

紅炎のアシュカ (このライトノベルがすごい!文庫)紅炎のアシュカ (このライトノベルがすごい!文庫)
(2012/12/10)
著:紫藤 ケイ
イラスト:Nardack
商品詳細を見る



総合評価:C
キャラクター:C´
構成:C
世界観:B´
文体:C
内容:C



 うーん、出オチ感が否めない……。

 魔王アシュバルトの右手の小指の爪の先の化身を自称する少女のアシュカは、駆神人のラティスや小妖精のリルたちと共に、同胞を求めて旅を続けていた。

 人と精霊が共存する世界観は良いとは思うんですが、今回も奥行きが感じられないのが残念かなぁと。もう少し深く掘り下げてくれないと、世界観に入り込みにくいと思いましたね。《駆神人》や神遺物などの設定や魔法系攻撃の設定などはもっと活かせたのではないかと。
 構成的にも、とある地点で空気が変わるわけですが、ちょっと急すぎて読者が置いてけぼりを食らうのではないかとも感じました。
 あと、キャラクターが多すぎて、全員を動かしきれていないようにも感じられました(特にウィンドやザイ)。キャラクターたちがそれぞれに語れるほど動いていないんですよね。小妖精のリルのキャラクターは好きですが。
 テーマ性は感じられるものの、押しが弱いようにも思いました。一冊でキレイに今回もまとまっているのですが。

 全体的に物足りない感がありましたかね。

魔法少女育成計画 restart (後)

魔法少女育成計画 restart(後) (このライトノベルがすごい!文庫)魔法少女育成計画 restart(後) (このライトノベルがすごい!文庫)
(2012/12/10)
著:遠藤 浅蜊
イラスト:マルイノ
商品詳細を見る


総合評価:A´
1巻参照



 まさに外道! 凄まじきデスゲーム。予想外。

 魔法少女たちによるデスゲーム後半戦。ゲームが進行することで、さらに激化した戦いに新たな犠牲者がまた一人……。

 何か語るとそれがイコールネタバレになってしまうんですよねぇ。誰が生き残ることになるのか、最後の最後まで全く予想がつきません。基本的に、半分くらいの魔法少女に主人公ターンが回ってきますが、まぁそれって……。とにかくあまりの外道っぷりが楽しい作品なので、読んで欲しいですね。おいしい話なんか、無いんだよ……。マルイノさんのイラストが効果的に効いてきます。

 今回、スノーホワイトしか出てこなかったですけど、リップルのその後なんかも気になりますし、まだ続けられそうな気配はありますよね。ある意味、全員が被害者ですし。あと、スノーホワイトはだいぶ擦り切れてきた感じがあり、時間の経過具合を感じさせます。

千の剣の権能者

千の剣の権能者(エクスシア) (このライトノベルがすごい! 文庫)千の剣の権能者(エクスシア) (このライトノベルがすごい! 文庫)
(2012/11/09)
著:紫藤 ケイ
イラスト:キムラダイスケ
商品詳細を見る


総合評価:B´
キャラクター:C
構成:C
世界観:B
文体:C
内容:B´


 一冊でキレイにまとまったファンタジーでした。
 〈権能者〉に脅かされ、特定の事物を自在に操る代わりに魂を抜き取られた〈権能兵〉を使う帝国によって支配された中で、「英雄」を求めるクオンと帝国の支配を受けないクアディカが出会い……という物語ですね。
 シンプルな物語ですが、テーマ性はしっかりしていたので安心して読めましたね。「英雄」という存在について考えさせられるものでしたし。ラストも感動的ですね。ただ、始まりの唐突感や世界観の説明不足、クオンやエンザの過去、クアディカとの日常など全体的に物足りない感があったので、もう少し奥行きは欲しかったと思いました。
 しかし、せっかくきちんと構築されたファンタジーの世界観なのに、これで終わりというのは寂しい感じがしましたね。

魔法少女育成計画 restart (前)

魔法少女育成計画 restart (前) (このライトノベルがすごい! 文庫)魔法少女育成計画 restart (前) (このライトノベルがすごい! 文庫)
(2012/11/09)
著:遠藤 浅蜊
イラスト:マルイノ
商品詳細を見る


総合評価:B
1巻参照


 魔法少女育成計画、再び!
 正直、続くとは思っていませんでした。ゲームシステムを変えたといっても、そこはさすが『魔法少女育成計画』。今回もやってくれました。16人を対象として無慈悲に冷酷にゲームは進行していく。
 今回は謀略ありきの前哨戦といった雰囲気でしたが、今回は前後編ということでたっぷり楽しませてくれそうです。また、前回であまり掘り下げられなかった「裏では立派な魔法少女、しかし現実では……」という本来の魔法少女モノならばありない現実での苦労が語られていて、非常に良いですね。そこもこの作品のもう一つの魅力だと思っています。あと、今回は特に中心的主人公らしいのはペチカぐらいですかねぇ。主人公かなと思っていた子は○○してしまったので。
 あの人も表舞台に上がってきたので、後編も楽しみですね。

魔法少女育成計画

魔法少女育成計画 (このライトノベルがすごい! 文庫)魔法少女育成計画 (このライトノベルがすごい! 文庫)
(2012/06/08)
著:遠藤 浅蜊
イラスト:マルイノ
商品詳細を見る


総合評価:B
キャラクター:B
構成:B
世界観:B
文体:B
内容:B


 現れるべくして現れた作品だと思いました。
 『魔法少女まどか☆マギカ』が大ヒットしたからこそ、生まれてきた作品だと思いましたね。これだけでどのような物語になるかはある程度想像できるかと思いますが、その通りなんですよね。
 16人を対象とした『魔法少女育成計画』というゲームの幕が上がる。謀略や殺し合いまで何でもあり。お互いの読みあいがまた面白いんですよね。また、この作品のもう一つの特徴は、魔法少女たちの現実の本来の姿についてを語っていることだと思います。これによって、作品の世界観が非常に広がり、魅力的に見せる要因になっていると考えています。なので、様々な思惑をもったキャラクターたちで、一筋縄ではいかない。マスコットキャラクターも見事にいい味出していますよ。
 とにかく面白かったですね。作者も魔法少女好きということで、魔法少女モノが気になっている方は読んでみてほしいと思いました。
プロフィール

助六

Author:助六
 主にラノベをマイペースに読んでいる人。買う量の自粛が出来てないので、かなりの速度で積読増加中。
 未熟者なので試行錯誤しながら、運営してますのでどうぞよろしくお願いします。
 TwitterID:「mokusimo

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