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好きなライトノベルを投票しよう!! 2014年下期に投票させて頂きます

もう時間もないので、作品のみ投票させていただきます。
新作・既存作品も忙しく、全然読めておらず申し訳ないのですが……


・ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミンVI
ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミン (6) (電撃文庫)ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミン (6) (電撃文庫)
(2014/10/10)
宇野 朴人

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【14下期ラノベ投票/9784048690119】

・ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか(6)
ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 6 (GA文庫)ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 6 (GA文庫)
(2014/11/14)
大森 藤ノ

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【14下期ラノベ投票/9784797380583】

・やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。(10)
やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。10 (ガガガ文庫)やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。10 (ガガガ文庫)
(2014/11/18)
渡 航

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【14下期ラノベ投票/9784094515237】

・おまえをオタクにしてやるから、俺をリア充にしてくれ!(10)
おまえをオタクにしてやるから、俺をリア充にしてくれ! (10) (富士見ファンタジア文庫)おまえをオタクにしてやるから、俺をリア充にしてくれ! (10) (富士見ファンタジア文庫)
(2014/10/18)
村上 凛

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【14下期ラノベ投票/9784040701523】

・冴えない彼女の育てかた(7)
冴えない彼女の育てかた (7) (ファンタジア文庫)冴えない彼女の育てかた (7) (ファンタジア文庫)
(2014/12/20)
丸戸 史明

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【14下期ラノベ投票/9784040704258】

・六花の勇者(5)
六花の勇者 5 (ダッシュエックス文庫)六花の勇者 5 (ダッシュエックス文庫)
(2014/11/21)
山形 石雄

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【14下期ラノベ投票/9784086310086】


以上、よろしくお願いします。
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このライトノベルがすごい!2015、感想

このライトノベルがすごい! 2015このライトノベルがすごい! 2015
(2014/11/21)
『このライトノベルがすごい!』編集部

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 今年度もまた協力者としてアンケートに協力させていただきました。こんなしがないライトノベル読みに声を掛けてくださってありがとうございます。
 というわけで、今年度の「このライトノベルがすごい!2015」について、今更ながら個人的にコメントさせていただきます。
 今年度のTOP10については、協力者的には意外性がないものでした。私としては今年度はあまり新作を読めていないこともあって、「きっと皆さんもっと凄いのを推してくるのだろうな」と思っていましたが、自分もまだまだいけるのかなと少し自信を持ちました。
 ちなみに、今年度私は「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」「ノーゲーム、ノーライフ」「絶深海のソラリス」「この恋と、その未来。」「ヒカルが地球にいたころ……」に投票させていただきました。


 「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」 (ガガガ文庫)の2年連続1位と男性・女性キャラクター1位、イラストレーター1位という4冠には驚きましたね。新作好きのライトノベル読みの中でもいまだに人気の高い作品であり、昨年のアニメ化により一般層に対しても認知度が高まり、来年度にはアニメ2期も控えていますから、作品内容とともに時流に上手く乗った作品といえるでしょう。流行のネタをいち早く盛り込み、八幡たちぼっちによる独自理論が魅力的といえるでしょう。キャラクターについてもイラストによる相乗効果で多くの人に共感を呼んでいると考えます。

 「ソードアート・オンライン 」(電撃文庫)「とある魔術の禁書目録」(電撃文庫)は相変わらず強いですね。SAOはアニメ2期も好調ですからね。小説のほうでもプログレッシブもありますし、時雨沢先生によるGGO外伝が出ますからね。しかし、キャラクターではいまだ強いとはいえ、美琴の1位陥落は衝撃的でしたね。ゆきのん、しゅごい……。でも、オティヌスが5位、インデックスが6位、食蜂さんが9位というのも十分凄いと言えるでしょう。
 そして、何よりもアニメ化効果と6巻の熱い展開により3位にまだ到達した「ノーゲーム・ノーライフ」 (MF文庫J)を賞賛したいと思います。新刊は空と白によるゲーム展開よりも熱い、世界を改変するゲームという途方もない展開で、ライトノベル読みも含め、非常に読み応えがある展開でした。おかげで、私の投票するに至りました。アニメも非常に良い出来でしたし、最後まで満足でした。2期、希望!

 以下の9位までのランキングは協力者票が猛威を振るった印象ですね。「後宮楽園球場 ハレムリーグ・ベースボール」 (集英社スーパーダッシュ文庫)「絶深海のソラリス」(MF文庫J)「エスケヱプ・スピヰド」 (電撃文庫)「とある飛空士への誓約 」(ガガガ文庫)「この恋と、その未来。」 (ファミ通文庫)、これらの作品は恐らく多くの人にとっては予想外だったのではないでしょうか?
  「後宮楽園球場 ハレムリーグ・ベースボール」はよくこんなところに食い込んだな、という感想が冊子を開いた時にまず出てきましたね。作者の石川博品先生は「耳刈ネルリ」シリーズ (ファミ通文庫)「クズがみるみるそれなりになる「カマタリさん式」モテ入門」 (ファミ通文庫)「ヴァンパイア・サマータイム」 (ファミ通文庫)でライトノベル読みに大変人気が高い作品でしたが、ここまでくるとは。しかも、刊行が12月という時期の不利さを覆してですから凄いです。
 「絶深海のソラリス」は個人的に今年度一の衝撃作でした。前半は学園ラブコメをやっていると思えば、後半はパニックノベルとして容赦なく主人公たちを蹂躙、そして衝撃の結末。ここまでのバッドエンドが上位にくるというのも、珍しいですね。投票する時は、「上位には来ないだろう」とか思って、済みませんでした。
 「この恋と、その未来。」は「東雲侑子」シリーズ(ファミ通文庫)で見事な青春の心模様を描ききった森橋ビンゴさんの新作ということで、ライトノベル読みから大いに期待された結果といえるでしょう。また、ライトノベルながら性同一性障害について切り込んだ意欲作でもあり、今後も目が離せない作品です。
 「エスケヱプ・スピヰド」は毎年徐々にランキングを上げている作品ですね。その展開の面白さは折り紙つきです。しかも、無事完結したということで私も最後までしっかり見届けたい所存です。
 「とある飛空士」シリーズも第一作から根強い人気がありますよね。恋歌がアニメ化しましたが、さらに認知度を上げたと言えるでしょう。
 「ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミン」(電撃文庫)はさんば挿から竜徹さんにイラストレーター交代という衝撃がありましたが、本編は帝国の内乱ということでますます厳しい戦いが展開され、わりと容赦ない展開に今後も注目ですね。「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」 (GA文庫)はGA文庫10周年企画としてアニメ化も決まり、ますます盛り上がってきました。来年度は再びTOP10に返り咲きそうな予感がします。「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか外伝 ソード・オラトリア」 (GA文庫)も人気ですからね。
 アニメ化でTOP10入りかと思っていた「魔法科高校の劣等生」 (電撃文庫)が13位というのはあまり伸びなかった印象ですね。ただ知名度は上がったと思いますね。さすがお兄様! 一方、1月からのアニメ化を控えた「冴えない彼女の育てかた」 (ファンタジア文庫)がここにランクインしましたね。元々注目作でしたし、ちょっと一筋縄ではいかない展開で今後のお話が楽しみです。同じくアニメ2期を控えた「デュラララ!!」 (電撃文庫)も女性ファンが多いとは思いますが、強いですね。
 「きんいろカルテット! 」 (オーバーラップ文庫)はプロの演奏者が書いている音楽ライトノベルとして、注目されていますね。オーバーラップ文庫の中で恐らく一番勢いある作品かと。杉井光先生の「東池袋ストレイキャッツ」 (電撃文庫)も同じ音楽作品として話題になりましたね。単巻なので、読みやすかったというのはあるでしょう。完結した「神様のメモ帳」 (電撃文庫)はあまり伸びなかったですね、ちょっと前巻から間が空きましたからね。ところで、「楽聖少女」 (電撃文庫)の新刊はまだなんでしょうか。あと、漫画で「さよならピアノソナタ」(電撃文庫)の相原千晶の子どもが主人公の「こもりクインテット!」 (電撃コミックスNEXT)が刊行中なので、気になる方はチェックしてみるとニヤニヤできると思います。
 本物の売れっ子作家であるところの時雨沢先生がライトノベル業界に切り込んだタイトル文字数が過去最高の「男子高校生で売れっ子ライトノベル作家をしているけれど、年下のクラスメイトで声優の女の子に首を絞められている。―Time to Pray― 」(電撃文庫)は話題ということあり、上位に食い込んできましたね。「キノの旅 the Beautiful World」 (電撃文庫)も安定していますし、本当にさすが売れっ子作家です。
 「バカとテストと召喚獣」 (ファミ通文庫)は完結ということで16位でしたね。時期的に11月と随分前ですから投票範囲だったというのに、十分な順位といえるでしょう。本編も最後まで熱くも面白い内容となっていました。しかし、今年度は完結した作品があまり上位に来なかったのが印象的ですね。バカテスをはじめ、「魔女は月出づるところに眠る」 (電撃文庫)「ベン・トー」(スーパーダッシュ文庫)、「神様のメモ帳」、「ヒカルが地球にいたころ……」(ファミ通文庫)「薔薇のマリア」 (角川スニーカー文庫)「ゴールデンタイム」 (電撃文庫)「犬とハサミは使いよう」 (ファミ通文庫)「神さまのいない日曜日」 (ファンタジア文庫)「ムシウタ」 (角川スニーカー文庫)などなど。ただ、60位圏内に入った作品は一世を風靡した作品たちと言えるでしょう。47位の全4巻で完結した「瑠璃色にボケた日常」 (MF文庫J)も話題になりましたかね。皆さん、お疲れ様でした。
 「俺の教室にハルヒはいない」(角川スニーカー文庫)が21位というのは嬉しいですね。「ROOM NO.1301」(富士見ミステリー文庫)が大好きだった私としてはもっと認知されてほしいところです。また、30位に上昇した「緋弾のアリア」(MF文庫J)には驚きました。巻数が多いとはいえ、読者がしっかり付いてきている印象の作品です。今後も頑張ってほしいと思います。

 私が今回全くチェックしていなかったのは、27位の「スチームヘヴン・フリークス」 (ガガガ文庫)でした。ガガガ大賞の受賞作ということで知ってはいたのですが、30位圏内とは私の大好きなスチームパンクなのでチェックさせてもらいます。55位の「ミス・ファーブルの蟲ノ荒園」 (電撃文庫)も同ジャンルであり、手が出せてませんね。
 34位の「王手桂香取り!」 (電撃文庫)は将棋をテーマにした作品で話題になりました。43位の「ブラック・ブレット」 (電撃文庫)はアニメ化された作品の中で、私の周りでは一気に人気になった作品なので、もう少し伸びるかとは思いました。ただ、幼女に厳しい作品ですからねぇ。野村美月先生の作品は「ヒカルが地球にいたころ……」「吸血鬼になったキミは永遠の愛をはじめる」 (ファミ通文庫)など今年は多くの作品を送り出してくれました。個人的には大好きな作家の一人です。52位の「明日、ボクは死ぬ。キミは生き返る。」 (電撃文庫)も短編がありましたし、コア層で人気となりました。あとは、60位の「天盆」ですね。中央公論社から刊行のボーダーFということで初めて知りました。後ろのジャンル別ガイドを読んで興味を持ちましたね。

 逆に、ランキング外だったなという作品としてはアニメ2期が放映した「デート・ア・ライブ」 (富士見ファンタジア文庫)(映画はどうなりますかねぇ)、現在も好評刊行中でISSキット編が終わった「アクセル・ワールド」(電撃文庫)、同じく川原先生の「絶対ナル孤独者」 (電撃文庫)、高橋弥七郎先生の新作「カナエの星」 (電撃文庫)、榎宮先生のもう一つの作品「クロックワーク・プラネット」 (講談社ラノベ文庫)「GENESISシリーズ 境界線上のホライゾン」(電撃文庫)「MONSTER DAYS」 (MF文庫J)アニメ化した「RAIL WARS!―日本國有鉄道公安隊」 (クリア文庫)「アウトブレイク・カンパニー 萌える侵略者」 (講談社ラノベ文庫)「ドレスな僕がやんごとなき方々の家庭教師様な件」 (ファミ通文庫)「陸と千星~世界を配る少年と別荘の少女」 (ファミ通文庫)、入間人間先生の百合作品「安達としまむら」(電撃文庫)、編集者のツイートで大きく話題となった「女騎士さん、ジャスコ行こうよ」(MF文庫J)、「ココロコネクト」シリーズのコンビ新作「アオイハルノスベテ」(ファミ通文庫)「ストライク・ザ・ブラッド」(電撃文庫)「ナイツ&マジック」 (ヒーロー文庫)「物語」シリーズ (講談社BOX)などですね。あとは元々選外ですが、「魔法少女育成計画」「スクールライブ・オンライン」(このライトノベルがすごい!文庫)はオススメです。


 今年のライトノベル総括を個人的にさせてもらいますと、ネット小説、特になろう系小説とボーカロイド小説が非常に多かった年でした。そして、ファンタジー作品の復権ですかね。

 まずはネット小説について。「ソードアート・オンライン」が大きく可能性を切り開き、「魔法科高校の劣等生」がそれに続き、主婦の友社のヒーロー文庫が刊行され、今は各出版社からなろう系小説及びボカロ小説が発行されています。しかも、売上的には「カゲロウデイズ」 (KCG文庫)が強く、さすがといえるでしょう。なろう系小説はネット上で人気の作品をすぐ出版することができるため、ニーズに合ったものを即提供することが可能です。さらに、ネットで試し読みをすることができ、その安心感から買う人もいます。また、思わぬヒットに繋がる可能性も十二分にあります。よって、ある程度売上の確保が可能なため、様々な作品が月に何点も刊行されています。「ソードアート・オンライン」「魔法科高校の劣等生」「Re:ゼロから始める異世界生活」(MF文庫J)「カゲロウデイズ」「フレイム王国興亡記」(オーバーラップ文庫)「Only Sense Online ―オンリーセンス・オンライン― 」(富士見ファンタジア文庫)「大英雄が無職で何が悪い」 (オーバーラップ文庫)などなど。

 次に、ファンタジー復権について。「ソードアート・オンライン」が話題になってより、それまで下火となっていた剣と魔法のファンタジージャンルがネット小説が隆盛し、ここ最近のジャンル自体の復権に繋がったと考えています。特に、ネット小説は現在多くがそれぞれ一癖あるものの異世界召喚ものとなっており、人気を博しています。

 ただ、今年はジャンル的に何が流行なのかがわからない年でした。昨年度の場合は「ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミン」や「六花の勇者」 (ダッシュエックス文庫)「覇剣の皇姫アルティーナ」 (ファミ通文庫)などなど知略を尽くした軍師ものが流行りました。しかし、その後これといった特定の流行がなく、大いに迷走した印象です。作者も読者も何か面白いのか悩んだ感じですかね。そのため、今年のこのラノは協力者的には予想の範疇という感じでした。多くの人たちにとっては協力者が入り込んだことによって、よく知らない作品が上位に来ていて良いとは思うのですが。私としては是非それらの作品をチェックしてみて欲しいと願います。

 いまさらですが、様々な作品が紹介されており、記事もライトノベル読みにとっては興味深いものばかりなので、手にとってみてください(宣伝)。
 さてさて、来年にはどのような作品が話題になってくるのやら。

テーマ : ライトノベル
ジャンル : 小説・文学

この恋と、その未来。 -一年目 春- 

この恋と、その未来。 -一年目 春- (ファミ通文庫)この恋と、その未来。 -一年目 春- (ファミ通文庫)
(2014/06/30)
著:森橋ビンゴ
イラスト:Nardack
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総合評価:A´
キャラクター:A´
世界観:A´
構成:B
文体:B



 性同一性障害をテーマにした青春ストーリー、開幕!

 超理不尽な三人の姉の下、不遇な家庭生活を過ごしてきた松永四郎。その地獄から逃れるため、新設された全寮制の高校へと入学を決めた彼は、期待を胸に単身広島へ。知らない土地、耳慣れない言葉、そして何よりもあの姉達との不条理な日々から離れた高揚感に浸る四郎だったが、ルームメイトとなった織田未来は、複雑な心を持つ……女性!? 四郎と未来、二人の奇妙な共同生活が始まる――。

 「東雲侑子」シリーズを見事に描ききったコンビによる新作の青春ラブストーリー。これに期待するな、というのは無理な話でしょう。三人の姉たちによって女性不信になった主人公の四郎が、逃げるようにして辿り着いた広島の高校で出会ったのは、性同一性障害のヒロイン・未来。ライトノベルでそんな複雑な設定を背負ったヒロインは初めてでしょう。そのような意味で、性同一性障害というテーマを扱った作品として大いに評価したいと思います。男の子の友人として接しようとしても、男の子としての気軽に接してくる性格と女の子としての身体を意識してしまい、女性不信ながらもだんだんと惹かれてしまう様が非常に切ない。さらには、1巻ラストの展開が定番ながら、心にくるものがありますね。そんな複雑な心情をリアルに描き出していく様が魅力的な作品と言えるでしょう。

 ヒロインの未来については、何とも複雑な設定を持っていて、一筋縄ではいかないところが良いですね。クラスメイトの三好沙耶ちゃんの主人公のことが気になりだし健気なところも可愛いですが、今後の展開上……になりそうなので素直に応援できない! バイト先の楠木広美さんもこんなお姉さん素敵ですわ。四郎の姉たちについては今後の主人公の家庭事情と相まってちょいちょい出てきそうなので期待したいところです。実姉としてリアルさが良い味を出しています。ところで、キャラクターの苗字は有名な武将から取られているんでしょうかね。

 舞台は、実際の広島なので、これまたリアルさを出す要因になっていると感じますね。私は広島なんて学生の時に軽く寄っただけなのでGoogle Mapを頼りに本編を読みました。そして、広島に行きたくなりましたよね。

 一年目 春ということで、まだまだ始まったばかりの彼らの今後三年間?を是非とも描ききって欲しいと思います。

絶深海のソラリス

絶深海のソラリス (MF文庫J)絶深海のソラリス (MF文庫J)
(2014/03/22)
著:らきるち
イラスト:あさぎり
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総合評価:A´
キャラクター:B
世界観:A´
構成:A´
文体:B



 深海をテーマにした本格的パニックノベル! 

 “水使い”それは22世紀の人類が生み出した“深海踏破の異能”―。山城ミナトは水使いの訓練生を指導する教官として、母校であるアカデミーに帰ってきた。そんな彼の教え子は二人。落ちこぼれでもマイペースな幼馴染の星野ナツカと、性格に難はあるが水使いとして至宝の才能を生まれ持つクロエ=ナイトレイ。時には反発を見せながらも前に進もうとする彼女たちを見て、ミナトは教官であることに楽しみを感じ始めていた。しかし、深海に沈む都市に“S.O.S”が鳴り響いた時―平和だったミナトの日常は終わりを告げる。“深海”ד絶望”戦慄の本格パニックノベルが登場。―この“結末”を、僕達はまだ、知らない。

 今年度私が読んだ中では、もっとも面白い作品でした。非常にオススメです。
 深海をテーマにしたライトノベル作品は初なのではないでしょうか? その点は非常に目新しいものでしたね。
 正直、読む前はイマイチ乗り気ではなかったのですが、50ページから引き込まれ、150ページから止まらなくなり、最後にはこの結末から目を逸らすことが出来なくなっていました。
 150ページまでは学園ラブコメをしっかり展開してくれています。その間に、ヒロインの二人について読者の好感度が上がり、心がウキウキしてきます。が、そこからはきっちりパニックノベルとして深海の施設を脱出すべく絶望が始まります。その構成が「憎い!」と思いましたね。キャラクターたちにここまで感情移入させておいて、と。

 キャラクターは、メインヒロインの二人がとにかく可愛いですね。属性は幼なじみとツンデレながら。個人的には、テンプレツンデレのクロエちゃんが大好きでした。幼なじみのナツカは何故か花澤ボイスで私の脳内再生されていました。アイシュワリン先生も好きですね。ただ、登場が遅いミシェルのキャラがイマイチ把握できなかったのが残念でした。あと、主人公たちが遭遇する敵キャラクターたち(アンダー)も様々な能力を与えられていて魅力的ですね。
 読み進めていく上で、主人公の性格が普通なのが感情移入しやすい点だと考えます。頭が良いという設定ですが、嫌みったらしくなく、慌てる時には慌てる。スケベ心を持ち合わせている。また、主人公の水使いとしての能力がよく出来た脳内演算なので、そこまで優れているわけではない(特に戦力的な意味で)というのもこの要因の一つだと思いますね。

 展開自体は、「プレデター」や「エイリアン」、「バイオハザード」などのように王道です。なので、そこまで目新しいことは展開されていませんかねぇ。情け容赦なく「絶望」の嵐が吹き荒れます。ライトノベルながら、その点はライトではなかったですね。それを了解しているのならば、存分に絶望してもらえるかと思います。最後はやはり心にくるものがありました。

 で、作品内に様々な伏線が張られているわけですが、続刊はいつでしょうかね! ここは期待させてもらいます。

このライトノベルがすごい!2014、雑感

このライトノベルがすごい! 2014このライトノベルがすごい! 2014
(2013/11/20)
『このライトノベルがすごい!』編集部

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久しぶりの更新になります。
発売から一週間以上経ちましたので、少し今年度のこのラノ!のランキングについて語ってみたいと思います。


 今年度も協力者として、アンケートに協力させていただきました。「このライトノベルがすごい!」10周年、おめでとうございます。三作品の冒頭辺りにコメントも採用されておりまして、ありがたい限りです。

 ここで、私なりにこの一年間のライトノベルを総括してみようかと思います。


 個人的な予想上位は、
 1位:『とある魔術の禁書目録』シリーズ
 2位:ソードアート・オンライン
 3位:やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。
 4位:ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミン
 5位:はたらく魔王さま!
 6位:六花の勇者
 7位:俺の妹がこんなに可愛いわけがない
 8位:ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか
 9位:ノーゲーム・ノーライフ
10位:魔法科高校の劣等生

 でした。そういう意味では、大きくは外れていないのかな、とは思いますね。


 1位から10位までの感想をザックリと。

 『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』(ガガガ文庫)はアニメ効果による一般層への認知度アップと協力者の根強い支持により、1位にまでなりましたね。ここまでとは正直予想外でした。比企谷八幡を含めたキャラクターたちの魅力、ぼっちと千葉ネタが共感を呼ぶストーリーは確かに今後の動向も注目な作品ではありますからね。私も大好きです。アニメ「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」も駆け足でしたが、良かったですしね。

 『ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミン』(電撃文庫)が2位というのも予想外でしたね。私も今年度最も熱い作品として、イチオチにさせていただきましたが。ライトノベルにおいて、ここまで戦争の悲惨さや生々しさを詰め込んだ作品は珍しいです。なので、主人公サイドなのに、決して気持ちよく勝つというものではないのが特徴ですね。あと、主人公の性格がかなり特徴的ですよねぇ。とにかく、読み応え抜群の超本格的ファンタジー戦記です! かなり長大な物語になりそうで、楽しみですよ。

 『とある魔術の禁書目録』シリーズ(電撃文庫)は、「劇場版 とある魔術の禁書目録―エンデュミオンの奇蹟―」及び「とある科学の超電磁砲S」の効果と相変わらずの熱い展開により、また1位へと舞い戻るかと思いましたが、そこまでは至らなかったようですね。まぁ、今回協力者票が全くないですからね。それでも、毎年上位にランクインするとか凄すぎだと思いますが。

 『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』(GA文庫)が4位まで上がってくるのも予想外でしたね。しかし、上位に「まちがっている」系が二作品(苦笑) こちらも私の今年のオススメですね。私はRPGなどゲームの経験はほとんどないんですが、それを見事に世界観に取り込んで展開しているのが上手い! そして、気弱な少年が英雄にあこがれ駆け上がっていく様に心打たれました。2部の開始が楽しみですね。

 『ソードアート・オンライン』(電撃文庫)は、意外に落ちましたね。やっぱりアリシゼーション編が長いのが影響しているのでしょうかね。ただ、キャラクター人気は健在のようでさすがです。アニメ効果もそこまで長続きしなかったということでしょうか。それでも十分な人気っぷりです。

 『はたらく魔王さま!』(電撃文庫)は俺ガイルと同様に、アニメ「はたらく魔王さま!」の効果で一気に一般層への認知を広めましたね。元々、魔王と勇者モノでありながら、異色のファンタジーですからね。その面白さの認知が広まったのは嬉しい限りです。アニメも2期は十分出来そうですしね。かつて、新作として登場した際に投票したのが懐かしいです……

 『東京レイヴンズ』(富士見ファンタジア文庫)はあざの耕平先生の作品ということで人気がありましたが、ここまで上位にくるとは……。まぁ、第一部完に至り、怒涛の展開でしたからね(あざの作品はエンジンかかるまでが時間かかりますから)。この順位にも納得です。現在、アニメ「東京レイヴンズ」も好評放送中ですし。しかし、「和風ファンタジーは流行らない」というこれまでのライトノベルの常識を覆しつつあるのではないでしょうか?

 『六花の勇者』(スーパーダッシュ文庫)は、前回の協力者の大規模支持があったからこその大躍進でしたが、今年度の順位としては妥当ですかね。一般層への認知も広がったようですし。徐々に謎は解かれつつあるものの、まだまだ熱い展開は続きそうで楽しみです。

 『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』(電撃文庫)は原作完結とともに、アニメ「俺の妹がこんなに可愛いわけがない。」も放送され、堂々の完結であったと思います。結末について、色々な意見が飛び交うのは当然だと思いますが、このエンドが一番納得できるものだと私は思います。とある兄妹の物語がテーマだったわけですしね。お疲れ様でした。次回作『エロマンガ先生』も既に話題になっていますが、楽しみにしています。

 『ノーゲーム・ノーライフ』(MF文庫J)は、前回の16位ということでアルデラミンとともに躍進しましたよねぇ。虚をつかれるような怒涛の展開が魅力的ですよね。アニメ化も決まっていますし、今後も目が離せない作品といえるでしょう。コミック版は夫婦合作ですし。


 ここからは、11位以降の気になった作品を中心にザックリと述べていきます。

 『独創短編シリーズ 野﨑まど劇場 』(電撃文庫)が11位とは本当に予想外すぎです。一番驚いたのはこれですね。デビュー作の『[映]アムリタ』(メディアワークス文庫)から、作者ファンが多い作品でしたが、電撃文庫で出版されたことで、ここまで到達するとは……。私も野崎先生の独特の文章と世界観は大好きです。野崎まど劇場は短編となっており、読みやすく、どっぷりとはまれる作品なので、オススメですよ! 一方では、『ファンタジスタドール イヴ』(ハヤカワ文庫JA)などまで執筆しているとは、さすがです。

 予想外といえば、個人的には『クロックワーク・プラネット』(講談社ラノベ文庫)が13位にランクインしていることも予想外でしたね。時計仕掛けによって動く世界観というのが特徴的でしたが、ここまで協力者票を集めるとは。榎宮先生も執筆しているため、『ノーゲーム・ノーライフ』の効果もあるとは思いますが。

 『冴えない彼女の育てかた』(富士見ファンタジア文庫)も12位まで来るとは嬉しいですよ。去年の時点はまだ一巻しか出ていなかったので、どうなるかと思っていましたが、人気が出てきましたねぇ。冴えないというより普通の女子高生をヒロインとしてプロデュースするためにギャルゲーを作るというなんじゃそりゃなストーリーは引き込まれます。現在、このコンビのPCゲーム作品が放送中なわけですけどね(作中でもネタにしてますが)。

 『ヴァンパイア・サマータイム 』(ファミ通文庫)は前作の『クズがみるみるそれなりになる「カマタリさん式」モテ入門』 (ファミ通文庫)により支持を拡大しましたよね。まぁ、元々石川先生はさらにその前作の「耳刈ネルリ」シリーズ(ファミ通文庫)の独特さで注目されていましたが。それでもここまでとは素晴らしいですね(積読になっているので、早く読みます)。

 『覇剣の皇姫アルティーナ』(ファミ通文庫)『魔法科高校の劣等生』(電撃文庫)は意外に振るわなかった印象があります。アルティーナは今年度新作ですから、これから伸びる作品だとは言えますけどね。劣等生もアニメ化が決定しましたし、来年度にどうなるかが楽しみですね。

 一方、今年新作の『ナイツ&マジック』(ヒーロー文庫)は全くチェックしていませんでしたね。
 『氷の国のアマリリス』(電撃文庫)『雨の日のアイリス』(電撃文庫)のほうが衝撃的でしたからね。ただ、こちらもロボ好きの方及び感動したい方は是非。
 『エスケヱプ・スピヰド』(電撃文庫)のランキングが上がってきたのが、地味に嬉しいです。昭和な感じが好きなんですよね。あと、34位に『明日、ボクは死ぬ。キミは生き返る。』(電撃文庫)がここにランクインしたのも。全3巻で完結してしまいましたからね。

 定番でいきますと、『デュラララ!!』(電撃文庫)は強いですねぇ。さすが女性層を大きく取り込んでいるだけあります。『バカとテストと召喚獣』(ファミ通文庫)は今年動きが少なかったことを考えると、妥当かな、と。先日完結を迎えましたし、本当にお疲れ様でした(念願の男ども表紙ですし)。『僕は友達が少ない』(MF文庫J)は、新展開に突入しましたし、もう少し上かと思いましたがね。『ヒカルが地球にいたころ……』(ファミ通文庫)及び『ドレスな僕がやんごとなき方々の家庭教師様な件』(ファミ通文庫)の野村作品は安定していますね。ヒカルはいよいよクライマックスですが、皆が幸せになれると良いですねぇ。『ココロコネクト 』(ファミ通文庫)シリーズと『さくら荘のペットな彼女』(電撃文庫)は完結効果ですね。お疲れ様でした。『キノの旅 the Beautiful World』(電撃文庫)は今回少し落ちましたね。『一つの大陸の物語』(電撃文庫)の完結によるものがあったとは思いますけど。
 といいますか、『ベン・トー』(集英社スーパーダッシュ文庫)が56位まで落ちたのがある意味意外でしたよ。『GENESISシリーズ 境界線上のホライゾン』(電撃文庫)もですが(こちらはHPでは10位ですが)。あと、『僕の妹は漢字が読める』(HJ文庫)の例があったので、どうなるかと思いましたが『インテリぶる推理少女とハメたいせんせい In terrible silly show, Jawed at hermitlike SENSEI』(HJ文庫)は振るわなかったですね。異色作といえば、『俺のかーちゃんが17歳になった』(電撃文庫)も壮絶でしたね。タイトルのインパクトは壮絶ですからね。『マグダラで眠れ』(電撃文庫)も振るいませんでしたね。『楽聖少女』(電撃文庫)『生徒会探偵キリカ』(講談社ラノベ文庫)という杉井光作品が全く入っていないのも驚きです(あの騒動の影響もあるんでしょうかね?)。完全に個人的なオススメですが、『俺の教室にハルヒはいない』(角川スニーカー文庫)は今後の展開に注目しています(どうもタイトル損しているように思います)。様々な登場人物のつながりや心情描写が好きな『ROOM#1301』シリーズ(富士見ミステリー文庫廃刊のため、現在絶版)を想起させるので、楽しみなんですよ。
 『問題児たちが異世界から来るそうですよ?』(角川スニーカー文庫)はアニメ化効果もあるでしょうね。『とある飛空士への誓約』(ガガガ文庫)も以前の『とある飛空士への恋歌』(ガガガ文庫)がアニメ化決定ですし、このシリーズの人気は衰えませんね。ガガガでいうと、『人生』(ガガガ文庫)も密かに期待しているので。『のうりん』(GA文庫)はいよいよアニメも放送されますし、来年度どれだけ伸びるかが注目ですね。農業を真面目に扱い、ギャグも全面で展開しているオススメ作品です。『デート・ア・ライブ』(富士見ファンタジア文庫)は今後の展開とアニメ2期期待しています。
 今後アニメ効果でランクインしそうな作品は、『アウトブレイク・カンパニー 萌える侵略者』(講談社ラノベ文庫)『星刻の竜騎士』(MF文庫J)『魔法戦争』(MF文庫J)『ゴールデンタイム』(電撃文庫)『ストライク・ザ・ブラッド』(電撃文庫)ですかねぇ。賀東先生の新作である遊園地ドタバタコメディ『甘城ブリリアントパーク』(富士見ファンタジア文庫)も注目ですかね。あと、勢いがあると個人的に思うのは、俺TUEEEE系で攻めている『聖剣使いの禁呪詠唱』(GA文庫)『学戦都市アスタリスク』(MF文庫J)などですかね。
 今回、特に注目したいのはボーカロイドからの参戦の『カゲロウデイズ』(KCG文庫)と鉄オタの票を集めたであろう『RAIL WARS! 日本國有鉄道公安隊』(クリア文庫)でしょうかね。『カゲロウデイズ』はモニター層からの支持が強いですから、さすが中高生の間で隆盛しているボカロ小説のジャンルなだけあります(オジサンにはよくわかりません……)。それに本人の手によって執筆され、広がっていく世界観が魅力的といえるのでしょう。『RAIL WARS! -日本國有鉄道公安隊-』からはこだわりを感じますね。
 最後に、このライトノベルがすごい!文庫なので投票外となっていましたが、アニメソングの選曲が卑怯な(褒めている)『アニソンの神様』(このライトノベルがすごい! 文庫)、「魔法少女まどか☆マギカ」好きな方は手にとってみてほしい『魔法少女育成計画』シリーズ(このライトノベルがすごい! 文庫)、略すと危ない新しい学園オンラインゲーム系ライトノベルの『スクールライブ・オンライン』(このライトノベルがすごい! 文庫)はオススメです。

 ザックリと思ったら、全然ザックリじゃないですね、これ(苦笑)


 というわけで、ようやく『このライトノベルすごい!2014』の総括です。

 まず、今年度は『ゼロの使い魔』シリーズによりMF文庫Jを引っ張ってきた一人であり、『ストライクウィッチーズ』のノベライズなどを担当されたヤマグチノボル先生がお亡くなりになられたことが大変残念なことでありました。ご冥福をお祈り申し上げます。

 いよいよ王道ファンタジーの復権を感じる年となったと感じます。このラノ!でいうと、『このライトノベルがすごい!2011』の頃より『ソードアート・オンライン』の人気が爆発した影響がついに大きく出たと考えています。勿論、この間にも『ゼロの使い魔』や『狼と香辛料』、『鋼殻のレギオス』などなど人気を博したファンタジー作品はありました。ただ、『ソードアート・オンライン』は剣による王道ファンタジーを見事に描いたことが最たる要因だと思います。これ以降、あまり元気のなかった剣と魔法のファンタジーは再び人気になったと感じています。
 今年は多くのファンタジー作品が上位にランクインしています。『ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミン』、『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』、『ソードアート・オンライン』、『東京レイヴンズ』、『六花の勇者』などなど。
 さらに言うと、ゲーム性や軍略性を盛り込んだ小説群が現在は人気ですね。個人的注目作『ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミン』や『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』、『覇剣の皇姫アルティーナ』など上位20位中7作品が該当していると考えます。
 勿論、学園ラブコメは根強い人気を誇っています。ただ、『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』や『僕は友達が少ない』、『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』など一風変わった作品へと変わってきたと感じます。これは様々なライトノベル作品が世の中へと発行され、徐々に変化を求められた結果ともいえるでしょう。

 また、角川グループが10月1日よりKADOKAWAとして統一されたのも大きいと思います。「ライトノベル」というジャンルは角川グループが牽引してきたようなジャンルだっただけに、今年度は節目のような年かもしれませんね。しかし、電撃文庫が強いですよねぇ(今年はファミ通文庫もですが)。このラノ!も10周年ですから。ランキングや渡航先生へのインタビュー、ブックガイドなど興味深い点も多いですよ。
 オーバーラップ文庫の創刊(アニメの第一弾である『IS〈インフィニット・ストラトス〉』 (オーバーラップ文庫)も放映中)、さらに続々とアニメ化をする京都アニメーションのKAエスマ文庫に続いてポニーキャニオンまでライトノベルへと参戦してくるのですから、市場の縮小と言われつつもまだ熱は続きそうな気配はありますね。講談社ラノベ文庫もアニメ第一弾として、「アウトブレイク・カンパニー」を放送中。レーベルの安定を図りたいところでしょう(第二弾に4月からの『彼女がフラグをおられたら』も控えていますし)。
 あと、付け加えると、新潮社より「十二国記」(新潮文庫)シリーズの刊行、文藝春秋より『半分の月がのぼる空』(文春文庫)の刊行、ファンタジア文庫などからは懐かしの復刊も行われている。荻原規子先生の『RDG レッドデータガール』(角川スニーカー文庫)などライトノベルの外から岸田メル氏などのイラストを伴い内へと来た入ってきた作品もある。『カゲロウデイズ』や『こちら、幸福安心委員会です。』などのボカロ小説やWeb発の『魔法科高校の劣等生』や『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』、ヒーロー文庫全体などのWEB小説など、ライトノベルというジャンルはいよいよ多様化しつつある。それを飲み込んでも違和感のない「ライトノベル」の深さは面白くあると考えます。


 一部から『ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミン』などの作品の急激な隆盛に協力者の組織票などの噂がありますが、そういった事実はございません。私個人の意思をもって、今年度面白いと思った作品を投票させていだきました。ライトノベル読みという存在は、皆に知られている作品よりも新作を推す傾向にあります(なので、今までの作品も勿論読んでいます)。さらに、それらは「誰か他の人が投票してくれるよ」という考えが頭の隅にあり、新作に集中してしまうんですよね。「これだけ面白い作品が知られずに、ただ埋もれていってしまうのはもったいない。この作品をもっと色んな人が知れば、もっと続きが読める」という行動原理故です。


 出会いは一期一会です。それは本などであっても同じこと。皆さんの良き本との出会いを少しでも手助けできたのならば幸いです。
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助六

Author:助六
 主にラノベをマイペースに読んでいる人。買う量の自粛が出来てないので、かなりの速度で積読増加中。
 未熟者なので試行錯誤しながら、運営してますのでどうぞよろしくお願いします。
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